セイウンジェム（2003年生、母フェアリージェム）

セイウンジェム（2003年2月22日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「父名の一部＋母名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のセイウンスカイ（当時8歳）と交配したフェアリージェムが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）杵臼斉藤牧場。戦績は、中央平地9戦0勝、中央障害2戦0勝、地方1戦0勝。

経歴

デビュー前

柄崎孝厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2005年）

9月18日、デビュー戦は柄崎将寿騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は434kg。13頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は減速してしまい12着に終わった。

3歳（2006年）

3月11日、約6か月の休み明けで迎えた2戦目は、3歳未勝利（中京芝1200m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で柄崎将寿騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。

4月15日、中4週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柄崎将寿騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。

4月29日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で柄崎将寿騎手（3戦0勝）。16頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。

5月20日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（新潟芝2000m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で柄崎将寿騎手（4戦0勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に終わった。

6月10日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（東京芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で柄崎将寿騎手（5戦0勝）。18頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず11着に終わった。

7月2日、中2週で迎えた7戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝2000m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では伸びが鈍く15着に終わった。

7月19日、中1週で迎えた8戦目は、桜井拓章騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のアルキバ特別（旭川ダート1000m 雨/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。11着に終わった。

8月12日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、中谷雄太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての17番人気で16番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びあぐねて16着に終わった。

10月1日、中6週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた10戦目は、山本康志騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2200m 外回り曇/良）に出走。17頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。最後は脚色が衰えて17着に終わった。

4歳（2007年）

5月26日、約8か月の休養明けで迎えた11戦目は、大庭和弥騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。14頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月24日、中3週で迎えた12戦目は、蓑島靖典騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2750m 晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。12着に終わった。