ショウナンアリス（2001年生、母ピンクサファイア）

ショウナンアリス（2001年2月28日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋アリス（不思議の国のアリスから）」。毛色は鹿毛。種牡馬のフサイチコンコルド（当時8歳）と交配したピンクサファイアが13歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）三澤牧場。戦績は、中央平地7戦0勝。

経歴

デビュー前

1歳のとき、三澤牧場から「北海道8月市場サラブレッド1歳」に上場され、JRA日本中央競馬会によって630万円で落札された。

戸田博文厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2003年）

6月21日、デビュー戦は吉田豊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は418kg。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では速い脚を使えず9着に終わった。

7月12日、中2週で迎えた2戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島ダート1000m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

8月3日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた3戦目は、2歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で村田一誠騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

8月17日、中1週で迎えた4戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（新潟芝1400m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

9月13日、中3週で迎えた5戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は村田一誠騎手（2戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に敗れた。

10月18日、中4週で迎えた6戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（京都芝1200m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始10番手を追走。直線では切れ味鋭い末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

11月15日、中3週で迎えた7戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田伸二騎手（1戦0勝）。15頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。競走中止となった。