トウニチイチバン（1990年生、母ヒシヨウ）

Tonichi Ichiban

1990.03.03

トウニチイチバン（1990年3月3日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は芦毛。種牡馬のトウシヨウボーイ（当時17歳）と交配したヒシヨウが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は山本 和彦。戦績は、中央平地4戦0勝。

経歴

デビュー前

柳田次男厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1993年）

1月30日、デビュー戦は松永幹夫騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は450kg。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ハナを奪い、かなり緩いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて7着に敗れた。

2月14日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（京都ダート1800m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で松永幹夫騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。

11月13日、約9か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、西園正都騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（福島芝1200m 雨/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

4歳（1994年）

6月18日、約7か月の休養明けで迎えた4戦目は、中竹和也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上500万下（中京ダート1700m 小雨/良）に出走。14頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず13着に終わった。