マーチャンフェイス（2018年生、母ベネディーレ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、森本スティーブルから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、佐々木勉によって648万円で落札された。

2歳（2020年）

8月15日、デビュー戦は浜中俊騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は434kg。18頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く13着に敗れた。

9月20日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ伸び切れず6着に敗れた。

11月22日、中8週で迎えた3戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には届かず6着に終わった。

12月12日、中2週で迎えた4戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、抜け出したラストバリオンを差し切れず、1馬身1/4差の2着となった。

3歳（2021年）

5月23日、約5か月半の休養明けで迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は幸英明騎手（1戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが利かず、4着に終わった。

6月20日、中3週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は松山弘平騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、勝ったポケットロケットに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

7月18日、中3週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で松山弘平騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、伸びてきたシゲルリジ決め手に屈して半馬身差の2着となった。

8月14日、中3週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で松山弘平騎手（3戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚勢が鈍り10着に敗れた。

10月31日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から14kg増やして迎えた9戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、ほうおう座特別（大井ダート1000m 雨/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち味のガッツで最後まで奮闘したが、勝ったラストバリオンに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

11月19日、中2週で迎えた10戦目は、国際都市しながわ賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に敗れた。

12月7日、中2週で迎えた11戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定戦のやまねこ座特別（大井ダート1000m 雨/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚を失くしてしまい9着に敗れた。

4歳（2022年）

4月21日、約4か月半の休養明けで迎えた12戦目は、鷹見陸騎手を鞍上に迎えて、一般C1二三四（大井ダート1200m 雨/重）に出走。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では全く伸びず9着に終わった。

5月12日、中2週で迎えた13戦目は、キス・ミー・クイック賞（大井ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で鷹見陸騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は一杯になって14着に終わった。

5月26日、中1週で迎えた14戦目は、一般C1二三四（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で鷹見陸騎手（2戦0勝）。16頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、勝ったラルムオブダリアに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

6月6日、中1週で迎えた15戦目は、ジュピター賞（大井ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で鷹見陸騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ伸び切れず4着に敗れた。

7月11日、中4週で迎えた16戦目は、牝馬限定戦のさそり座特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で鷹見陸騎手（4戦0勝）。13頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではパワフルな末脚を発揮したが、4着に終わった。

7月27日、中1週で迎えた17戦目は、張田昂騎手を鞍上に迎えて、ロマンティックナイト賞（大井ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では決め手が足りず5着に敗れた。

8月19日、中2週で迎えた18戦目は、古岡勇樹騎手を鞍上に迎えて、一般B3六（大井ダート1400m 晴/重）に出走。14頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に敗れた。

9月6日、中2週で迎えた19戦目は、サファイア賞（大井ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で古岡勇樹騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

5歳（2023年）

1月27日、約5か月の休養明けで迎えた20戦目は、安藤洋一騎手を鞍上に迎えて、一般C1二三四（大井ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、5着に入り込んだ。

2月24日、中3週で迎えた21戦目は、一般C1三四（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤洋一騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に敗れた。

3月7日、中1週で迎えた22戦目は、牝馬限定戦のうみへび座特別（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安藤洋一騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

3月31日、中2週で迎えた23戦目は、一般C1二三四（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で安藤洋一騎手（3戦0勝）。14頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい最後はローシュタインと並んで6着同着となった。

6歳（2024年）

2月29日、約11か月の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた24戦目は、野畑凌騎手を鞍上に迎えて、一般C2六七（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。14頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではキレのある末脚を披露したが、4着に終わった。

4月25日、中7週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた25戦目は、一般C2七八（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で野畑凌騎手（1戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

5月16日、中2週で迎えた26戦目は、一般C2六七八（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で野畑凌騎手（2戦0勝）。13頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。先手を奪い、若干緩いペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のレーニアに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

6月7日、中2週で迎えた27戦目は、西啓太騎手を鞍上に迎えて、一般C2三四五（大井ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて14着に敗れた。

6月28日、中2週で迎えた28戦目は、一般C2二三四（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は安藤洋一騎手（4戦0勝）。14頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘し、3着に入った。

7月11日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた29戦目は、一般C2二三四（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤洋一騎手（5戦0勝）。16頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では伸びが劣勢になり16着に敗れた。