アイアムポセイドン（2004年生、母ゴールドポイント）

アイアムポセイドン（2004年2月1日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋ギリシャ神話の海の神」。毛色は栗毛。種牡馬のフレンチデピュティ（当時12歳）と交配したゴールドポイントが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地11戦1勝。主な勝ち鞍は2007年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

当歳のとき、社台ファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、堀紘一によって3,885万円で落札された。

杉浦宏昭厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2006年）

12月24日、デビュー戦は岩田康誠騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は510kg。18頭立ての1番人気に推されて16番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が衰えて13着に敗れた。

3歳（2007年）

1月6日、中1週で迎えた2戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 小雨/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。

1月21日、中1週で迎えた3戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて10番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

3月18日、中7週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は横山典弘騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るキタノリューオーを強烈な末脚で半馬身差し切って初白星を挙げた。

3月31日、中1週で迎えた5戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、3着を確保した。

4月29日、中3週で迎えた6戦目は、3歳500万下（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松岡正海騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚がパッとせず4着に敗れた。

5月13日、中1週で迎えた7戦目は、3歳500万下（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で松岡正海騎手（2戦0勝）。14頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に敗れた。

6月10日、中3週で迎えた8戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京芝1400m 雨/稍重）に出走。18頭立ての8番人気で大外18番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず8着に敗れた。

11月4日、約5か月の休養明けで迎えた9戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入った。

11月23日、中2週で迎えた10戦目は、3歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で勝浦正樹騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に敗れた。

12月8日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた11戦目は、3歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は大野拓弥騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚色が鈍り9着に敗れた。