カムカムカモン（2020年生、母アースウィンド）

カムカムカモン（2020年4月13日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「来て来ておいで」。毛色は青鹿毛。種牡馬のシルバーステート（当時7歳）と交配したアースウィンドが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はレジェンドファーム。主な勝ち鞍は2023年の一般C27。

経歴

デビュー前

1歳のとき、レジェンドファームから「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場され、吉澤ステーブルによって2,090万円で落札された。

藤原英昭厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2023年）

5月21日、デビュー戦は松田大作騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。馬体重は486kg。18頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では決め手に欠いて15着に敗れた。

7月2日、中5週で迎えた2戦目は、西塚洸二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1900m 晴/重）に53kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後はタレてしまい16着に敗れた。

2023年7月12日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

11月14日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から27kg増やして迎えた3戦目は、細川智史騎手を鞍上に迎えて、一般C29（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚が続かず、4着に終わった。

11月28日、中1週で迎えた4戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、一般C27（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のグリーンオーブに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。