メイショウマボンヌ（2003年生、母メイショウエール）

メイショウマボンヌ（2003年2月9日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋私の素敵な人（仏）」。毛色は栗毛。種牡馬のメイショウオウドウ（当時8歳）と交配したメイショウエールが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）三嶋牧場。戦績は、中央平地18戦0勝、地方3戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2006年の水晶山特別。

経歴

デビュー前

西園正都厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2005年）

12月3日、デビュー戦は酒井学騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は476kg。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず4着に終わった。

12月25日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中京ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で酒井学騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

3歳（2006年）

1月9日、中1週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で酒井学騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

1月31日、中2週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた4戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋チャレンジカップオレンジ賞（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたグリンググリング決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

2月15日、中1週で迎えた5戦目は、3歳戦の水晶山特別（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のミシックキョウトを半馬身振り切って初白星を挙げた。

4月29日、中9週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳500万下（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で幸英明騎手（2戦1勝）。13頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は垂れてしまい11着に終わった。

5月13日、中1週で迎えた7戦目は、3歳500万下（京都芝1400m 雨/不良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は酒井学騎手（3戦0勝）。18頭立ての17番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚が冴えず11着に終わった。

5月28日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定3歳500万下のこでまり賞（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井学騎手（4戦0勝）。18頭立ての18番人気で大外18番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい13着に終わった。

6月4日、連闘で迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳500万下（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で酒井学騎手（5戦0勝）。16頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に終わった。

9月24日、約3か月半の休み明けで迎えた10戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で酒井学騎手（6戦0勝）。17頭立ての17番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では脚が残っておらず16着に終わった。

10月15日、中2週で迎えた11戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で酒井学騎手（7戦0勝）。16頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では脚を伸ばせず13着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で酒井学騎手（8戦0勝）。14頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。

11月29日、中3週で迎えた13戦目は、逆瀬川特別（園田ダート1870m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で酒井学騎手（9戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したアスカノエナリーを捕まえ切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

12月17日、中2週で迎えた14戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で酒井学騎手（10戦0勝）。16頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が鈍り13着に終わった。

4歳（2007年）

1月8日、中2週で迎えた15戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で酒井学騎手（11戦0勝）。16頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。

3月4日、中7週で迎えた16戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は幸英明騎手（3戦1勝）。16頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい10着に終わった。

3月17日、中1週で迎えた17戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（4戦1勝）。16頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。

5月6日、中6週で迎えた18戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（新潟芝1800m 外回り曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚がパッとせず6着に終わった。

5月20日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上500万下（新潟芝2000m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は酒井学騎手（12戦0勝）。16頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい14着に終わった。

7月1日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた20戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1800m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井学騎手（13戦0勝）。14頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見所を作れず6着に終わった。

8月12日、中5週で迎えた21戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で酒井学騎手（14戦0勝）。15頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びを欠き11着に終わった。