シキノイロドリ（2004年生、母ルンバブギー）

シキノイロドリ（2004年3月2日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「四季の彩り」。毛色は栗毛。種牡馬のアフリート（当時20歳）と交配したルンバブギーが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（株）タイヘイ牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、地方18戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2007年のキリンFIRE（ファイア）(一般C4-1)。

経歴

デビュー前

谷潔厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2007年）

4月28日、デビュー戦は佐藤哲三騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は468kg。16頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では末脚が冴えず10着に敗れた。

5月13日、中1週で迎えた2戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての11番人気で大外13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に終わった。

5月27日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、中村将之騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝2500m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では脚を伸ばせず16着に終わった。

6月23日、中3週で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた4戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（函館芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた5戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に終わった。

8月7日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、川島洋人騎手を鞍上に迎えて、一般D3-1（旭川ダート1500m 曇/稍重）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のエスペランサロッホに約12馬身の大差をつけて初白星を挙げた。

8月29日、中2週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた7戦目は、一般D2-1（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島洋人騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月11日、中1週で迎えた8戦目は、一般D1-3（旭川ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で川島洋人騎手（2戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のピースオブハートに約13馬身の大差をつけて圧倒的人気に応えた。

9月19日、連闘で迎えた9戦目は、スウェプトオーヴァーボード賞（旭川ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で川島洋人騎手（3戦2勝）。13頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。13着に敗れた。

10月4日、中1週で迎えた10戦目は、一般C4-2（旭川ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で川島洋人騎手（4戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったアルフェラッツからハナ差の2着に甘んじた。

10月16日、中1週で迎えた11戦目は、蘭越町おいしいらんこし米賞（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で川島洋人騎手（5戦2勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したサツキメールを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着に敗北した。

10月30日、中1週で迎えた12戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、キリンFIRE（ファイア）（札幌(地)ダート1700m 曇/重）に出走。11頭立ての3番人気で12番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線に入ると、前で粘るカオリマリスを上がり1位の末脚で半馬身差し切って勝利を手に入れた。

4歳（2008年）

4月26日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から24kg減らして迎えた13戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（福島ダート1150m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は中村将之騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず13着に終わった。

5月17日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中村将之騎手（2戦0勝）。15頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず15着に終わった。

6月26日、中5週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた15戦目は、スウェプトオーヴァーボード賞（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は川島洋人騎手（6戦2勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。11着に敗れた。

7月10日、中1週で迎えた16戦目は、佐々木国明騎手を鞍上に迎えて、楽天競馬特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。13頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月29日、中2週で迎えた17戦目は、ミルクランド北海道特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木国明騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月7日、連闘で迎えた18戦目は、ニューイングランド賞（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木国明騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月21日、中1週で迎えた19戦目は、北菓楼北の夢大地特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐々木国明騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月4日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた20戦目は、ヤングジェネレーションカップ（旭川ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で佐々木国明騎手（4戦0勝）。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。

9月17日、中1週で迎えた21戦目は、JAみついし花だより特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月1日、中1週で迎えた22戦目は、桜井拓章騎手を鞍上に迎えて、うらかわ優駿ビレッジアエル特別（旭川ダート1600m 曇/不良）に出走。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月15日、中1週で迎えた23戦目は、水と緑と大地特別（旭川ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は佐々木国明騎手（5戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた24戦目は、日高獣医師会特別（門別ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木国明騎手（6戦0勝）。13頭立ての5番人気で大外13番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

11月12日、中1週で迎えた25戦目は、JAみついし特別（門別ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木国明騎手（7戦0勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に敗れた。