クリノイメルダ（2008年生、母コスモカラット）

クリノイメルダ（2008年5月17日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋人名」。毛色は鹿毛。種牡馬のアルカセット（当時8歳）と交配したコスモカラットが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は田中裕之。戦績は、中央平地7戦0勝、地方11戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は2011年の一般C14。

経歴

デビュー前

1歳のとき、田中裕之から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、永村侑によって336万円で落札された。

川村禎彦厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2010年）

11月6日、デビュー戦は浜中俊騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（京都ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は504kg。16頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず12着に敗れた。

11月27日、中2週で迎えた2戦目は、渡辺薫彦騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く13着に終わった。

12月12日、中1週で迎えた3戦目は、西田雄一郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に終わった。

3歳（2011年）

4月2日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では決め手に欠いて13着に終わった。

4月23日、中2週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた5戦目は、国分優作騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝2200m 外回り小雨/良）に51kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。17頭立ての16番人気で16番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず11着に終わった。

4月30日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、3歳未勝利（新潟芝2200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は西田雄一郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びが鈍く9着に終わった。

5月14日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた7戦目は、田中健騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり12着に終わった。

8月12日、約3か月の休養明けで迎えた8戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、一般C19（荒尾ダート950m 晴/良）に出走。6頭立ての2番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったナムラエイブルから4馬身差の2着に敗れた。

8月19日、連闘で馬体重を前走から13kg減らして迎えた9戦目は、一般C14（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で杉村一樹騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったフミノフクヒメから6馬身差の2着に敗北した。

8月26日、連闘で迎えた10戦目は、一般C13（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で杉村一樹騎手（2戦0勝）。6頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月8日、中1週で迎えた11戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、一般C13（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月21日、中5週で迎えた12戦目は、一般C14（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は杉村一樹騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったクラウンベルベットからクビ差の2着となった。

10月28日、連闘で迎えた13戦目は、一般C15（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で杉村一樹騎手（4戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月11日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた14戦目は、一般C13（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で杉村一樹騎手（5戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月18日、連闘で迎えた15戦目は、一般C14（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で杉村一樹騎手（6戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のミヤビノタイヨウに4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

12月2日、中1週で迎えた16戦目は、ユリゆららユリユリ大レース（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で杉村一樹騎手（7戦1勝）。6頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後はクラウンベルベットと並んで5着同着となった。

12月9日、連闘で馬体重を前走から14kg減らして迎えた17戦目は、玲未1歳宮本おじさん祝福杯（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で杉村一樹騎手（8戦1勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月16日、連闘で馬体重を前走から8kg戻して迎えた18戦目は、荒尾けいばに感謝します杯（荒尾ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で杉村一樹騎手（9戦1勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。