エポナ（2022年生、母Arles）

Epona

2022.02.10

エポナ（2022年2月10日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「ケルト神話の馬の女神」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のキズナ（当時12歳）と交配したArlesが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2025年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

当歳のとき、ノーザンレーシングから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、六井元一によって5,720万円で落札された。

木村哲也厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2025年）

3月8日、デビュー戦は戸崎圭太騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中山芝2000m 曇/良）に出走。馬体重は504kg。15頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、勝ったインパクトシーに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

5月17日、中9週で迎えた2戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京芝2000m 雨/良）に出走。15頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では弾けるような伸びで驀進したが、勝ったリポサンテにねじ伏せられて2馬身半差の2着に敗北した。

6月7日、中2週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続でC.ルメール騎手（1戦0勝）。14頭立ての圧倒的1番人気に推されて13番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るバッキンガムパレスを豪脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

10月4日、約4か月の休養明けで迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（東京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず4着に敗れた。