ウォーターバオバブ（2013年生、母ウォーターエナン）

ウォーターバオバブ（2013年2月28日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋アフリカの世界遺産、ツィンギーに群生する巨樹」。毛色は栗毛。種牡馬のウォーターリーグ（当時15歳）と交配したウォーターエナンが15歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は伏木田牧場。主な勝ち鞍は2016年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

岡田稲男厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2015年）

10月10日、デビュー戦は菱田裕二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は474kg。16頭立ての5番人気で大外16番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが鈍く12着に敗れた。

12月19日、中9週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菱田裕二騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天賦の敢闘精神でゴールまで勇戦し、4着を確保した。

3歳（2016年）

1月5日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菱田裕二騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に敗れた。

5月1日、約4か月の休養明けで迎えた4戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 小雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では息の長い末脚を披露し、3着に入った。

5月15日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で国分恭介騎手（1戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、勝ったレアドロップに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

6月11日、中3週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で国分恭介騎手（2戦0勝）。16頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天資の敢闘精神でゴールまで力戦し、4着に入った。

6月26日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で国分恭介騎手（3戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではしっかりと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のヴィクトリアマンボに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

10月9日、約3か月半の休養明けで迎えた8戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で国分恭介騎手（4戦1勝）。16頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に敗れた。

10月29日、中2週で迎えた9戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で国分恭介騎手（5戦1勝）。16頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で猛進したが、勝ったノーブルヴィーナスにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着となった。

11月12日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で国分恭介騎手（6戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に敗れた。

4歳（2017年）

2月13日、約3か月の休み明けで迎えた11戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は菱田裕二騎手（3戦0勝）。16頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では脚が残っておらず11着に敗れた。

3月25日、中5週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は国分恭介騎手（7戦1勝）。16頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では持ち前のファイティングスピリットで最後まで敢闘したが、勝ったダイメイリシャールに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

4月16日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で国分恭介騎手（8戦1勝）。15頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に敗れた。

5月7日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で国分恭介騎手（9戦1勝）。14頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切り、3着に入った。

5月20日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で国分恭介騎手（10戦1勝）。15頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚を伸ばせず9着に敗れた。

11月3日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた16戦目は、坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/稍重）に出走。15頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

12月3日、中3週で迎えた17戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は菱田裕二騎手（4戦0勝）。16頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず11着に敗れた。

5歳（2018年）

3月29日、約4か月の休み明けで迎えた18戦目は、逆瀬川特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は国分恭介騎手（11戦1勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて、最後は2着のドリームポリーニを3/4馬身振り切って久々に美酒を浴びた。

6月24日、約3か月の間隔を開けて迎えた19戦目は、3歳以上1000万下の津軽海峡特別（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で国分恭介騎手（12戦2勝）。14頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に終わった。

7月21日、中3週で迎えた20戦目は、3歳以上1000万下の駒場特別（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で国分恭介騎手（13戦2勝）。14頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は失速してしまい12着に終わった。

8月11日、中2週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた21戦目は、3歳以上1000万下のSTV賞（札幌芝1500m 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は4戦連続で国分恭介騎手（14戦2勝）。13頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

9月1日、中2週で馬体重を前走から18kg戻して迎えた22戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の札幌スポニチ賞（札幌芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では末脚に勢いがなく14着に終わった。

6歳（2019年）

3月17日、約6か月半の休養明けで迎えた23戦目は、4歳以上1000万下（阪神ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は国分恭介騎手（15戦2勝）。15頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では全く伸びず11着に終わった。

4月29日、中5週で迎えた24戦目は、亀田温心騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下（京都ダート1400m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいいところがなく10着に終わった。

7月13日、約2か月半の間隔を開けて迎えた25戦目は、3歳以上2勝クラスのSTV杯（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は国分恭介騎手（16戦2勝）。13頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい12着に終わった。

7月28日、中1週で迎えた26戦目は、3歳以上2勝クラスの道新スポーツ賞（札幌芝1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で国分恭介騎手（17戦2勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

8月24日、中3週で迎えた27戦目は、C.オドノヒュー騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの2019ワールドオールスタージョッキーズ第1戦（札幌芝1200m 曇/稍重）に出走。14頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず14着に終わった。

7歳（2020年）

2月12日、約5か月半の休み明けで迎えた28戦目は、大柿一真騎手を鞍上に迎えて、小野市白雲谷温泉ゆぴか特別（園田ダート1230m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。

3月4日、中2週で迎えた29戦目は、ひょうご雪姫ポーク特別（園田ダート1230m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で大柿一真騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

3月24日、中2週で迎えた30戦目は、石堂響騎手を鞍上に迎えて、ひめたん1歳お誕生日記念 4歳以上特別（園田ダート1230m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず12着に終わった。

4月8日、中1週で迎えた31戦目は、4歳以上A2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石堂響騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。

4月22日、中1週で迎えた32戦目は、惜春特別（園田ダート1230m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で石堂響騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では見所を作れず12着に終わった。

7月15日、約3か月の間隔を開けて迎えた33戦目は、小野ひまわり特別（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で石堂響騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。