シェーンシュティア（2022年生、母カイゼリン）

Schon Stier

2022.05.03

シェーンシュティア（2022年5月3日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「美しいおうし座(独)。母父名より連想。本馬がおうし座生まれのため」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のBricks and Mortar（当時8歳）と交配したカイゼリンが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2025年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

林徹厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2024年）

11月17日、デビュー戦は三浦皇成騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は456kg。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

3歳（2025年）

1月18日、中8週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で三浦皇成騎手（1戦0勝）。18頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線に入ると、前で粘るトレサフィールを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って未勝利勝ちを決めた。

4月19日、約3か月の休み明けで迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳1勝クラス（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で三浦皇成騎手（2戦1勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

7月5日、約2か月半の間隔を開けて迎えた4戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの伊達特別（福島芝2000m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい8着に敗れた。

10月26日、約4か月の休養明けで迎えた5戦目は、杉原誠人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（新潟芝1800m 外回り 雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての4番人気に推されて11番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

11月22日、中3週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で杉原誠人騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に敗れた。