アドマイヤヒビキ（2015年生、母サザンスピード）

経歴

デビュー前

1歳のとき、ノーザンファームから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、近藤利一によって3,456万円で落札された。

3歳（2018年）

2月18日、デビュー戦はC.ルメール騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は564kg。16頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では伸びが鈍く16着に敗れた。

3月18日、中3週で迎えた2戦目は、F.ミナリク騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では途轍もない末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のカガスターに1馬身1/4の差をつけて初勝利を挙げた。

5歳（2020年）

1月19日、約22か月半の休養明けで迎えた3戦目は、4歳以上1勝クラス（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続でF.ミナリク騎手（1戦1勝）。15頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は勢いを失って9着に敗れた。

2月15日、中3週で迎えた4戦目は、西村淳也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（小倉ダート1700m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場なく8着に敗れた。

7月25日、約5か月半の休み明けで迎えた5戦目は、木幡巧也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟ダート1800m 曇/稍重）に出走。15頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。

9月6日、中5週で迎えた6戦目は、3歳以上1勝クラス（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木幡巧也騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、後続との差を2馬身以上キープして、やや速いペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい12着に終わった。

10月31日、中7週で迎えた7戦目は、西村太一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（福島ダート1150m 晴/良）に出走。15頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず12着に終わった。

11月23日、中2週で迎えた8戦目は、3歳以上1勝クラス（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西村太一騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい16着に終わった。

2020年12月3日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

6歳（2021年）

1月14日、中6週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた9戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B1 B2（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚勢が衰えて7着に敗れた。

2月3日、中2週で迎えた10戦目は、廣瀬航騎手を鞍上に迎えて、姫路カシの木特別（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では伸びあぐねて12着に終わった。

9月3日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から18kg減らして迎えた11戦目は、井上幹太騎手を鞍上に迎えて、競馬ブック杯（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

9月17日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上B2（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で井上幹太騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。競走中止となった。