エアシーラン（2012年生、母エアセイレン）

エアシーラン（2012年4月20日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋人名より」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のデュランダル（当時13歳）と交配したエアセイレンが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は稲原牧場。主な勝ち鞍は2017年のオクトーバースター賞(一般B2 B3)。

経歴

デビュー前

笹田和秀厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2015年）

5月23日、デビュー戦は浜中俊騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（京都芝1600m 曇/良）に出走。馬体重は482kg。18頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では末脚が冴えず11着に敗れた。

6月20日、中3週で迎えた2戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚色が衰えて11着に終わった。

7月11日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（函館芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松田大作騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったサトノファンタスにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着となった。

7月25日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（函館芝2000m 小雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で松田大作騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に敗れた。

8月22日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（札幌芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松田大作騎手（3戦0勝）。16頭立ての6番人気で大外16番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に敗れた。

9月19日、中3週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は5戦連続で松田大作騎手（4戦0勝）。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

12月31日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から23kg増やして迎えた7戦目は、西啓太騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に54kgの軽斤量で出走。14頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に敗れた。

4歳（2016年）

1月15日、中1週で迎えた8戦目は、一般C3二三（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西啓太騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

2月11日、中3週で迎えた9戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、一般C3三四五（大井ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のクロシャインを3/4馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

2月25日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2十二十三十四（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のスナークソフィアに3馬身の差をつけて2勝目をマークした。

3月14日、中2週で迎えた11戦目は、一般C2四五六（大井ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（2戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

4月5日、中2週で迎えた12戦目は、一般C2六七（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で森泰斗騎手（3戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では異次元の末脚を炸裂させて、最後は2着のアートガウディをアタマ差振り切って3勝目を獲得した。

5月19日、中5週で迎えた13戦目は、カーネーション特別（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で森泰斗騎手（4戦3勝）。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

6月10日、中2週で迎えた14戦目は、瀧川寿希也騎手を鞍上に迎えて、万緑特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では少しずつ前との差を詰めて、最後は2着のウインプライズをクビ差振り切って4勝目を手に入れた。

7月9日、中3週で馬体重を前走から23kg減らして迎えた15戦目は、M.デュプレシス騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京ダート1400m 曇/不良）に出走。16頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚にキレが無く12着に終わった。

8月7日、中3週で迎えた16戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の足立山特別（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい11着に終わった。

9月21日、中5週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた17戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、名古屋チャレンジカップヴェスタ賞（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったナムラボルトに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

11月1日、中5週で馬体重を前走から18kg絞って迎えた18戦目は、ノベンバースター賞（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は瀧川寿希也騎手（1戦1勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場なく5着に終わった。

12月13日、中5週で馬体重を前走から17kg戻して迎えた19戦目は、ディセンバースター賞（川崎ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で瀧川寿希也騎手（2戦1勝）。14頭立ての9番人気で大外14番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天与の負けん気を発揮して諦めることなく走り切り、5着を確保した。

5歳（2017年）

1月14日、中4週で迎えた20戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1800m 小雪/稍重）に出走。16頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はタレてしまい11着に終わった。

2月7日、中2週で迎えた21戦目は、フレンドリーレイン特別（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は西啓太騎手（2戦0勝）。14頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

3月22日、中5週で迎えた22戦目は、松浦政宏騎手を鞍上に迎えて、逆瀬川特別（園田ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

5月28日、中9週で迎えた23戦目は、小崎綾也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はガス欠状態になり13着に終わった。

8月2日、中8週で迎えた24戦目は、オーガストスター賞（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は瀧川寿希也騎手（3戦1勝）。13頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

9月2日、中3週で迎えた25戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に終わった。

10月11日、中5週で迎えた26戦目は、オクトーバースター賞（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は瀧川寿希也騎手（4戦1勝）。14頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしっかりと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のロッタラブをアタマ差振り切って久方ぶりに美酒を浴びた。

12月10日、中8週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた27戦目は、加藤祥太騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1000万下の境港特別（阪神芝2200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。

12月17日、連闘で迎えた28戦目は、藤懸貴志騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の尾張特別（中京芝2200m 晴/良）に出走。13頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず11着に終わった。

6歳（2018年）

1月21日、中4週で迎えた29戦目は、ハンデ戦で4歳以上1000万下の睦月賞（京都芝2400m 外回り晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は加藤祥太騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではいいところがなく10着に終わった。

3月4日、中5週で迎えた30戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下の武庫川ステークス（阪神芝1600m 外回り晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は藤懸貴志騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。

3月11日、連闘で迎えた31戦目は、ハンデ戦で4歳以上1000万下の淡路特別（阪神芝2400m 外回り晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で藤懸貴志騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。

4月8日、中3週で迎えた32戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1000万下の隅田川特別（中山芝1600m 外回り晴/良）に51kgの軽斤量で出走。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

4月15日、連闘で迎えた33戦目は、ハンデ戦で4歳以上1000万下の千種川特別（阪神芝1200m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は藤懸貴志騎手（3戦0勝）。14頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚が冴えず10着に終わった。

5月26日、中5週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた34戦目は、石川裕紀人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下の葉山特別（東京芝1600m 曇/良）に出走。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。

7月8日、中5週で迎えた35戦目は、川又賢治騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1000万下の有松特別（中京芝1600m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。13頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走し、4着を確保した。

7月29日、中2週で迎えた36戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の不知火特別（小倉芝1800m 雨/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は藤懸貴志騎手（4戦0勝）。13頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は力尽きて11着に終わった。

10月27日、約3か月の休み明けで迎えた37戦目は、野中悠太郎騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1000万下の国立特別（東京芝1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。18頭立ての18番人気で14番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚が残っておらず12着に終わった。

12月2日、中4週で迎えた38戦目は、ハンデ戦で3歳以上1600万下の逆瀬川ステークス（阪神芝1800m 外回り晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は川又賢治騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では余力が残っておらず8着に終わった。

12月23日、中2週で迎えた39戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下のクリスマスキャロル賞（阪神芝1600m 外回り曇/稍重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は酒井学騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は減速してしまい10着に終わった。

7歳（2019年）

1月26日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた40戦目は、ハンデ戦で4歳以上1000万下の木津川特別（京都芝1600m 外回り晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で酒井学騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に終わった。

3月3日、中4週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた41戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下の武庫川ステークス（阪神芝1600m 外回り小雨/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で酒井学騎手（3戦0勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。

3月23日、中2週で迎えた42戦目は、ハンデ戦で4歳以上1000万下の天神橋特別（阪神芝1600m 外回り晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は藤懸貴志騎手（5戦0勝）。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。

4月7日、中1週で迎えた43戦目は、大塚海渡騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1000万下の隅田川特別（中山芝1600m 外回り晴/良）に50kgの軽斤量で出走。13頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はバテてしまい8着に終わった。

7月7日、約3か月の休み明けで迎えた44戦目は、ハンデ戦で3歳以上2勝クラスの有松特別（中京芝1600m 晴/稍重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は酒井学騎手（4戦0勝）。15頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚にキレが無く14着に終わった。

11月6日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた45戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、大手毬賞（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るラサンタクルスを上がり2位の末脚でクビ差だけ差し切って休養明け初戦を物にした。

11月18日、中1週で迎えた46戦目は、磨墨特別（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には割り込めず4着に敗れた。

12月4日、中1週で迎えた47戦目は、初氷賞（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で向山牧騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではしっかりと末脚を伸ばして、最後は2着のレジェンドソウルに1馬身半の差をつけて7勝目を手にした。

12月27日、中2週で迎えた48戦目は、寒凪特別（笠松ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で向山牧騎手（3戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

8歳（2020年）

1月7日、中1週で迎えた49戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、迎春賞（笠松ダート1600m 雨/重）に出走。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず3着に敗れた。

1月20日、中1週で迎えた50戦目は、大寒賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤友則騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったエストレラブランコに詰め切れず、1馬身差の2着となった。