シゲルウサギザ（2010年生、母ニホンバレ）

シゲルウサギザ（2010年4月4日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋うさぎ座」。毛色は鹿毛。種牡馬のロドリゴデトリアーノ（当時21歳）と交配したニホンバレが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は宮崎県、生産者は谷川一美。戦績は、中央平地3戦0勝、地方28戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は2013年の3歳。

経歴

デビュー前

梅内忍厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2012年）

8月12日、デビュー戦は国分優作騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉ダート1000m 曇/重）に出走。馬体重は398kg。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に終わった。

9月2日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、中井裕二騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。14頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚を伸ばせず12着に終わった。

10月7日、中4週で迎えた3戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始12番手を追走。直線では見所を作れず13着に終わった。

12月1日、中7週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた4戦目は、山下裕貴騎手を鞍上に迎えて、2歳（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。

12月23日、中2週で迎えた5戦目は、小松丈二騎手を鞍上に迎えて、2歳（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

3歳（2013年）

1月2日、中0週で迎えた6戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は山下裕貴騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走したが、3着に終わった。

1月27日、中3週で迎えた7戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 小雪/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山下裕貴騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

2月9日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で山下裕貴騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で急追したが、抜け出したレディジャスパーにクビ差届かず2着に甘んじた。

3月3日、中2週で迎えた9戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で山下裕貴騎手（4戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るオリオンザラヴを上がり2位の末脚でハナ差だけ差し切って待望の初白星を挙げた。

3月23日、中2週で迎えた10戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で山下裕貴騎手（5戦1勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘したが、3着に終わった。

4月21日、中3週で迎えた11戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、勝ったマイネルピルグリムにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

5月6日、中1週で迎えた12戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

5月18日、中1週で迎えた13戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は山下裕貴騎手（6戦1勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に敗れた。

6月2日、中1週で迎えた14戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山下裕貴騎手（7戦1勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に敗れた。

6月15日、中1週で迎えた15戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は小松丈二騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に敗れた。

6月30日、中1週で迎えた16戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は山下裕貴騎手（8戦1勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に終わった。

7月14日、中1週で迎えた17戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山下裕貴騎手（9戦1勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が冴えず4着に終わった。

7月20日、連闘で迎えた18戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で猛追したが、勝ったシラホシに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

8月16日、中3週で迎えた19戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（2戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く3着に敗れた。

8月24日、連闘で迎えた20戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は山下裕貴騎手（10戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず4着に敗れた。

9月15日、中2週で迎えた21戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は小松丈二騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に終わった。

9月28日、中1週で迎えた22戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は山下裕貴騎手（11戦1勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に終わった。

10月19日、中2週で迎えた23戦目は、3歳以上C2-8（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山下裕貴騎手（12戦1勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず4着に終わった。

11月9日、中2週で迎えた24戦目は、3歳以上C2-8（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山下裕貴騎手（13戦1勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず4着に敗れた。

12月1日、中2週で迎えた25戦目は、3歳以上C2-8（佐賀ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山下裕貴騎手（14戦1勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月23日、中2週で迎えた26戦目は、3歳以上C2-8（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で山下裕貴騎手（15戦1勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に敗れた。

4歳（2014年）

1月4日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上C2-8（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山下裕貴騎手（16戦1勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に敗れた。

2月2日、中3週で迎えた28戦目は、4歳以上C2-8（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で山下裕貴騎手（17戦1勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では目立つような脚を使えず5着に終わった。

2月13日、中1週で迎えた29戦目は、渡辺博文騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-8（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

3月2日、中1週で迎えた30戦目は、村松翔太騎手を鞍上に迎えて、なでしこチャレンジカップ第2戦（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

3月21日、中2週で迎えた31戦目は、田中直人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-9（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では目立つような脚を使えず6着に終わった。