トウショウレオ（1982年生、母ブルートウシヨウ）

トウショウレオ（1982年4月13日）は、日本の競走馬、種牡馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のシヤトーゲイ（当時22歳）と交配したブルートウシヨウが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はトウショウ産業（株）トウショウ牧場。戦績は、中央平地20戦6勝2着5回。1987年、1988年と小倉大賞典(ハンデG3)を2勝した他、1988年の京阪杯(ハンデG3)に勝利するなど、重賞4勝を挙げた。

経歴

1歳（1984年）

8月11日、9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のベターサードに7馬身の差をつけてトップでゴールインした。

9月23日、16頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったエルプスから4馬身差の2着に敗北した。

2歳（1985年）

2月10日、16頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったイブキカネールから2馬身半差の2着に敗北した。

12月21日、9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4歳（1986年）

1月5日、ハンデG3の金杯（京都芝2000m 晴/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は田島良保騎手。13頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

3月30日、G2のサンケイ大阪杯（阪神芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田島良保騎手。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。

10月26日、4歳以上900万下の壬生特別（京都芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で田島良保騎手。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚にキレが無く9着に敗れた。

11月16日、4歳以上900万下（京都芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で田島良保騎手。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

12月14日、4歳以上900万下の尾張特別（中京芝2000m 小雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で田島良保騎手。16頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見事な伸び脚を見せたが、勝ったトラストリベロにねじ伏せられて1馬身3/4差の2着に敗北した。

5歳（1987年）

1月5日、ハンデG3の金杯（京都芝2000m 雨/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で田島良保騎手。15頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では上々の伸びを見せたが、抜け出したドウカンヤシマを差し切れず、1馬身1/4差の2着となった。

1月18日、5歳以上900万下の伏見特別（京都芝2000m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で田島良保騎手。15頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではきっちりと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のアイノゴールドを半馬身振り切って勝利を決めた。

2月22日、ハンデG3の小倉大賞典（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で田島良保騎手。16頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のハシケンエルドを半馬身振り切ってトップでゴールを走り抜けた。

3月22日、ハンデG3の中京記念（中京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で田島良保騎手。13頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では自慢の末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のノックアウトに2馬身半の差をつけて勝利を挙げた。

6歳（1988年）

1月31日、関門橋ステークス（小倉芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で田島良保騎手。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で猛進したが、勝ったダイカツケンザンにねじ伏せられて2馬身半差の2着となった。

2月21日、ハンデG3の小倉大賞典（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で田島良保騎手。16頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るヒデリュウオーを驚異的な末脚で半馬身差し切ってトップでゴールインした。

4月3日、G2のサンケイ大阪杯（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で田島良保騎手。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、若干遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走し、3着に入った。

5月15日、ハンデG3の京阪杯（京都芝2000m 曇/良）に59.5kgの斤量を背負って出走。鞍上は13戦連続で田島良保騎手。18頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るヒデリュウオーを猛烈な末脚で半馬身差し切ってトップでゴールを走り抜けた。

7歳（1989年）

1月22日、G2の日経新春杯（京都芝2200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は小谷内秀夫騎手。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい4着に終わった。

2月19日、ハンデG3の小倉大賞典（小倉芝1800m 曇/重）に60.5kgの斤量を背負って出走。鞍上は田島良保騎手。16頭立ての3番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、5着に終わった。

4月2日、G2の産經大阪杯（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田島良保騎手。13頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に敗れた。