タッカーアリュール（2007年生、母ホワイトリース）

タッカーアリュール（2007年4月7日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のゴールドアリュール（当時8歳）と交配したホワイトリースが15歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は鎌田正嗣。戦績は、地方37戦2勝2着4回。主な勝ち鞍は2010年のステップアップ(C3)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、鎌田正嗣から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、立川繁幸によって231万円で落札された。

曽和直栄厩舎（園田）へ入厩。

2歳（2009年）

11月23日、デビュー戦は川原正一騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストトライ（園田ダート1400m 晴/重）に出走。馬体重は464kg。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。

12月15日、中2週で迎えた2戦目は、松本剛志騎手を鞍上に迎えて、2歳（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

12月30日、中1週で迎えた3戦目は、2歳（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松本剛志騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛進したが、伸びてきたソレイケヤマチャン決め手に屈してクビ差の2着に惜敗した。

3歳（2010年）

1月19日、中2週で迎えた4戦目は、3歳C3（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松本剛志騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったリュウノクラウンに詰め切れず、約10馬身差の2着に敗北した。

1月28日、連闘で迎えた5戦目は、3歳戦のステップアップ（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は川原正一騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るシンバルココを上がり3位の末脚でクビ差だけ差し切って初白星を挙げた。

2月17日、中2週で迎えた6戦目は、3歳C2（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は松本剛志騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、3着に終わった。

3月3日、中1週で迎えた7戦目は、3歳C2（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は川原正一騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず6着に敗れた。

3月17日、中1週で迎えた8戦目は、3歳C2（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に敗れた。

3月30日、中1週で迎えた9戦目は、3歳C2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は松本剛志騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

4月15日、中1週で迎えた10戦目は、3歳C2（園田ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で松本剛志騎手（5戦0勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く6着に敗れた。

4月28日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた11戦目は、3歳C2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松本剛志騎手（6戦0勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く8着に敗れた。

5月26日、中3週で迎えた12戦目は、3歳C2（姫路ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で松本剛志騎手（7戦0勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では天資の闘志でゴールまで力戦し、4着を確保した。

6月9日、中1週で迎えた13戦目は、3歳C2一（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で松本剛志騎手（8戦0勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では切れ味光る末脚を繰り出し、3着に入った。

6月23日、中1週で迎えた14戦目は、板野央騎手を鞍上に迎えて、3歳C2一（姫路ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

7月7日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は松本剛志騎手（9戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に敗れた。

7月21日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は川原正一騎手（4戦1勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったシャルフミニョンヌに詰め切れず、1馬身3/4差の2着となった。

8月5日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（5戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るミナチャンを次元の違う末脚で3/4馬身差し切って先頭ゴールを果たした。

8月19日、中1週で迎えた18戦目は、3歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川原正一騎手（6戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

9月7日、中2週で迎えた19戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で川原正一騎手（7戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では上々の伸びを見せたが、勝ったマッシヴジェネラルに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

9月22日、中1週で迎えた20戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で川原正一騎手（8戦2勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に終わった。

10月11日、中2週で迎えた21戦目は、3歳以上C2（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は板野央騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

10月27日、中1週で迎えた22戦目は、3歳以上C2（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で板野央騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に敗れた。

11月9日、中1週で迎えた23戦目は、3歳以上C2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で板野央騎手（3戦0勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

12月1日、中2週で迎えた24戦目は、3歳以上C3（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で板野央騎手（4戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に敗れた。

12月16日、中1週で迎えた25戦目は、3歳以上C3（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で板野央騎手（5戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。

12月28日、中1週で迎えた26戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3（園田ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

4歳（2011年）

1月12日、中1週で迎えた27戦目は、松浦聡志騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ伸び切れず5着に敗れた。

1月26日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は下原理騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に敗れた。

2月24日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた29戦目は、阪野学騎手を鞍上に迎えて、一般B7（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

3月10日、中1週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた30戦目は、久保田泰司さんお疲れ様でした（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で阪野学騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に終わった。

3月17日、連闘で迎えた31戦目は、一般B6（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で阪野学騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

3月23日、連闘で迎えた32戦目は、持原大志騎手を鞍上に迎えて、一般B7（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

3月30日、連闘で迎えた33戦目は、一般B6（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で持原大志騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手に欠いて10着に終わった。

4月15日、中1週で迎えた34戦目は、丸山真一騎手を鞍上に迎えて、一般C2（名古屋ダート1400m 雨/良）に出走。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手が足りず9着に終わった。

4月22日、連闘で迎えた35戦目は、一般C3（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で丸山真一騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

5月6日、中1週で迎えた36戦目は、一般C3（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸山真一騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

5月12日、連闘で迎えた37戦目は、一般B6 C3（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で丸山真一騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。