フィールドマドンナ（1998年生、母チョウカイマドンナ）

Field Madonna

1998.04.10

フィールドマドンナ（1998年4月10日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のニホンピロウイナー（当時18歳）と交配したチョウカイマドンナが9歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）谷川牧場。戦績は、地方10戦1勝。主な勝ち鞍は2000年の3歳。

経歴

デビュー前

小池滋厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2000年）

12月27日、デビュー戦は市村誠騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は471kg。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま強靭な粘り腰で持ち堪えて先頭を奪い、最後は2着のゴールデンシドニーに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2001年）

2月17日、中6週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳ハンデ戦の紅梅特別（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で市村誠騎手（1戦1勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、スローペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み5着に沈んだ。

4月14日、中7週で迎えた3戦目は、3歳戦のスイートピー特別（大井ダート1600m 内回り 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で市村誠騎手（2戦1勝）。14頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はバテてしまい11着に終わった。

10月31日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた4戦目は、3歳戦の東京MXテレビ賞（大井ダート1600m 内回り 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で市村誠騎手（3戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では見所を作れず14着に敗れた。

12月11日、中5週で馬体重を前走から18kg絞って迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1590m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で市村誠騎手（4戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

12月27日、中1週で迎えた6戦目は、佐藤正晃騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1590m 内回り 曇/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、かなり遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず7着に敗れた。

4歳（2002年）

1月25日、中3週で迎えた7戦目は、一般C2九十（大井ダート1390m 晴/稍重）に出走。鞍上は市村誠騎手（5戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、4着に終わった。

2月13日、中2週で迎えた8戦目は、一般C2七八（大井ダート1190m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で市村誠騎手（6戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には届かず5着に敗れた。

3月8日、中2週で迎えた9戦目は、一般C2十（大井ダート1590m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で市村誠騎手（7戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

3月21日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2六七（大井ダート1390m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で市村誠騎手（8戦1勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。