トライヤヌス（2004年生、母ベネヴェント）

トライヤヌス（2004年4月2日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「ローマ五賢帝の一人」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のサクラバクシンオー（当時15歳）と交配したベネヴェントが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地7戦0勝、中央障害1戦0勝。

経歴

デビュー前

サンデーサラブレッドクラブにて総額2,000万円（50万×40口）で一口馬主が募集された。

大久保洋吉厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2007年）

2月11日、デビュー戦は石橋守騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1600m 曇/良）に出走。馬体重は506kg。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

3月4日、中2週で迎えた2戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。15頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

4月8日、中4週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず8着に敗れた。

4月28日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田豊騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に敗れた。

5月12日、中1週で迎えた5戦目は、高橋智大騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始11番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず9着に敗れた。

5月26日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（東京芝2300m 晴/稍重）に出走。鞍上は吉田豊騎手（3戦0勝）。15頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に敗れた。

6月24日、中3週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（福島芝2600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（4戦0勝）。15頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚を伸ばせず13着に敗れた。

12月8日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた8戦目は、山本康志騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。14頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。11着に終わった。