ミラグロレディ（2006年生、母ヒシワンダー）

ミラグロレディ（2006年5月7日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「奇跡（西）＋女性」。毛色は鹿毛。種牡馬のマイネルラヴ（当時11歳）と交配したヒシワンダーが11歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は中村雅明。戦績は、中央平地24戦1勝2着5回。2008年のカンナステークス(オープン)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

坂本勝美厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2008年）

8月10日、デビュー戦は吉田豊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は464kg。16頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず10着に終わった。

8月30日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、2歳未勝利（新潟芝1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のキューバンエイトに半馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月20日、中2週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた3戦目は、2歳オープンのカンナステークス（中山芝1200m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉田豊騎手（2戦1勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったトップオブピーコイにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。

10月19日、中3週で迎えた4戦目は、牝馬限定2歳500万下のサフラン賞（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田豊騎手（3戦1勝）。17頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず15着に敗れた。

12月7日、中6週で迎えた5戦目は、2歳オープンのクリスマスローズステークス（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田豊騎手（4戦1勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に終わった。

3歳（2009年）

1月11日、中4週で迎えた6戦目は、3歳500万下（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉田豊騎手（5戦1勝）。16頭立ての11番人気で大外16番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では見所を作れず16着に終わった。

5月30日、約4か月半の休み明けで迎えた7戦目は、草野太郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳500万下（東京ダート1600m 曇/不良）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が衰えて16着に終わった。

6月13日、中1週で迎えた8戦目は、3歳500万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は吉田豊騎手（6戦1勝）。17頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり15着に終わった。

7月26日、中5週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた9戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（新潟芝1000m 曇/良）に出走。18頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったカリスマテーラーから3/4馬身差の2着となった。

8月22日、中3週で迎えた10戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（1戦0勝）。18頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったワシントンパークからハナ差の2着となった。

9月19日、中3週で迎えた11戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟芝1000m 晴/良）に出走。17頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。最後は、勝ったジニオマッジョーレから1馬身半差の2着に敗北した。

9月26日、連闘で迎えた12戦目は、3歳以上500万下の汐留特別（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は北村宏司騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では切れる脚を使えず9着に敗れた。

4歳（2010年）

2月6日、約4か月半の休養明けで迎えた13戦目は、田中博康騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京芝1200m 晴/稍重）に出走。18頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では伸びあぐねて17着に敗れた。

4月19日、中9週で迎えた14戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の医王寺特別（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で大外16番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の強靭な心肺能力でしぶとく走り抜いたが、勝ったヤマニンオクタゴンにねじ伏せられて半馬身差の2着となった。

5月8日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下の飛竜特別（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月27日、中6週で迎えた16戦目は、3歳以上500万下（福島芝1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は北村宏司騎手（3戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを11番手で通過。直線ではいいところがなく12着に敗れた。

7月31日、中4週で迎えた17戦目は、3歳以上500万下（新潟芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（4戦0勝）。17頭立ての3番人気に推されて大外17番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月24日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から22kg増やして迎えた18戦目は、3歳以上500万下（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は木幡初広騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず6着に敗れた。

12月5日、中5週で迎えた19戦目は、西田雄一郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では余力が残っておらず15着に敗れた。

5歳（2011年）

2月14日、中9週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた20戦目は、宮崎北斗騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の小石原特別（小倉芝1200m 雨/重）に出走。18頭立ての18番人気で10番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が振るわず14着に終わった。

4月24日、中9週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた21戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は丸田恭介騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。12着に敗れた。

7月16日、約3か月の間隔を開けて迎えた22戦目は、3歳以上500万下の閃光特別（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は北村宏司騎手（5戦0勝）。18頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月31日、中1週で迎えた23戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は木幡初広騎手（3戦0勝）。18頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。

8月14日、中1週で迎えた24戦目は、3歳以上500万下（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手（4戦0勝）。17頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。16着に終わった。