ギルティプレジャー（2021年生、母Patent Joy）

ギルティプレジャー（2021年4月18日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「やめられない楽しみ」。毛色は鹿毛。種牡馬のDark Angel（当時16歳）と交配したPatent Joyが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はダーレー・ジャパン・ファーム有限会社。主な勝ち鞍は2024年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

寺島良厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2023年）

8月12日、デビュー戦は岩田望来騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は444kg。15頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや鈍り、5着に終わった。

9月10日、中3週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田望来騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず4着に終わった。

10月8日、中3週で迎えた3戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（京都芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩田望来騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。

10月21日、中1週で迎えた4戦目は、今村聖奈騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟ダート1200m 雨/重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いが甘くなり、4着に終わった。

3歳（2024年）

1月14日、約3か月の間隔を開けて迎えた5戦目は、3歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今村聖奈騎手（1戦0勝）。18頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では天稟の闘志でゴールまで力走し、6着に入り込んだ。

1月27日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で今村聖奈騎手（2戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを切り、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

2月17日、中2週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で今村聖奈騎手（3戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。最後は脚色が衰えて12着に敗れた。

4月20日、中8週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は岩田望来騎手（3戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のベアゴーゴーに2馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。