プリンセスエンゼル（2001年生、母マルブツエンプレス）

プリンセスエンゼル（2001年4月17日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「王女＋天使」。毛色は鹿毛。種牡馬のジェネラス（当時13歳）と交配したマルブツエンプレスが18歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は松田憲一。戦績は、中央平地3戦0勝、地方8戦0勝2着2回。

経歴

デビュー前

大根田裕之厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2003年）

12月27日、デビュー戦は小池隆生騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は442kg。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい7着に敗れた。

3歳（2004年）

1月18日、中2週で迎えた2戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に終わった。

2月7日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は小池隆生騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は垂れてしまい11着に終わった。

3月11日、中4週で迎えた4戦目は、3歳戦の名古屋チャレンジカップレーズン賞（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小池隆生騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンエムアトムから2馬身差の2着となった。

3月17日、連闘で迎えた5戦目は、3歳戦の広峰山特別（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小池隆生騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、エムケーファイヴに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

4月19日、中4週で迎えた6戦目は、3歳戦のパンジー賞（金沢ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で小池隆生騎手（4戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、リードを2馬身以上保って、で集団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は力尽きて11着に敗れた。

9月21日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた7戦目は、寺倉純慈騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい9着に敗れた。

10月12日、中2週で迎えた8戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず10着に敗れた。

10月26日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上C1-2（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は寺倉純慈騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚勢が鈍り10着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上C2-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が衰えて12着に終わった。

11月24日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上C2-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立ち、で一団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に終わった。