ライペンミノル（2013年生、母フェバリットガール）

ライペンミノル（2013年5月27日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「実る＋冠名」。毛色は栗毛。種牡馬のハービンジャー（当時7歳）と交配したフェバリットガールが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）フジワラ・ファーム。戦績は、中央平地8戦1勝。主な勝ち鞍は2016年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

本田優厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2015年）

11月28日、デビュー戦は松若風馬騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は530kg。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では全く伸びず8着に敗れた。

12月26日、中3週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（阪神芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松若風馬騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は勢いを失って9着に終わった。

3歳（2016年）

2月7日、中5週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都芝2200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で松若風馬騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して9番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に終わった。

3月5日、中3週で迎えた4戦目は、城戸義政騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、若干遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天資の勝負根性でゴールまで力戦し、6着を確保した。

7月3日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、義英真騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝2200m 曇/良）に出走。18頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。

7月16日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中京芝2200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で義英真騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。最後はバテてしまい9着に敗れた。

8月7日、中2週で迎えた7戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての5番人気で16番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に敗れた。

8月27日、中2週で迎えた8戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝2600m 曇/良）に出走。16頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして、最後は2着のアナザーワールドに1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。