ファーストチェア（2004年生、母マイケイティーズ）

First Chair

2004.02.03

ファーストチェア（2004年2月3日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「首席奏者」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のジャングルポケット（当時6歳）と交配したマイケイティーズが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地4戦0勝。

経歴

デビュー前

11歳のとき、ノーザンレーシングから「ジェイエス繁殖馬セールサラブレッド繁殖牝馬」に上場され、村田牧場によって831.6万円で落札された。

キャロットクラブにて総額1,600万円（4万×400口）で一口馬主が募集された。

石坂正厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2007年）

6月10日、デビュー戦は中舘英二騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京芝1800m 雨/不良）に出走。馬体重は464kg。16頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

7月7日、中3週で迎えた2戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝2200m 曇/良）に出走。18頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に敗れた。

7月29日、中2週で迎えた3戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての5番人気で17番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に敗れた。

8月25日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 雨/重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で川田将雅騎手（1戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく10着に敗れた。