エスケープ（2010年生、母ナナヨーウイング）

経歴

デビュー前

2歳のとき、小島牧場から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、岩手県馬主会によって315万円で落札された。

2歳（2012年）

7月8日、デビュー戦は山本政聡騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストステップ（水沢ダート850m 晴/不良）に出走。馬体重は487kg。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、タフガイに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

7月29日、中2週で迎えた2戦目は、2歳（盛岡芝1000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は減速してしまい7着に敗れた。

8月16日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、2歳（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山本政聡騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に敗れた。

8月25日、連闘で迎えた4戦目は、2歳（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山本政聡騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のタフさで最後まで崩れずに走り抜いたが、キタノスマイルに交わされて3馬身差の2着となった。

10月7日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のフューチャーステップ（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走し、3着を確保した。

10月20日、中1週で迎えた6戦目は、2歳B1（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい5着に敗れた。

11月4日、中1週で迎えた7戦目は、2歳B2（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は山本政聡騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り6着に敗れた。

11月17日、中1週で迎えた8戦目は、斎藤雄一騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のフューチャーステップ（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が悪くなり8着に終わった。

12月2日、中1週で迎えた9戦目は、2歳戦のフューチャーステップ（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は山本政聡騎手（5戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に終わった。

12月30日、中3週で迎えた10戦目は、2歳B1（水沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（6戦0勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。最後は減速してしまい8着に終わった。

3歳（2013年）

1月12日、中1週で迎えた11戦目は、3歳B1（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山本政聡騎手（7戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず7着に敗れた。

3月23日、中9週で迎えた12戦目は、3歳戦の春の水沢競馬（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山本政聡騎手（8戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に敗れた。

4月7日、中1週で迎えた13戦目は、高橋悠里騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳戦のあやめ賞（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では見所を作れず11着に終わった。

4月20日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦のフキノトウレース（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は山本政聡騎手（9戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた15戦目は、3歳戦の気仙川レース（盛岡ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（10戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

5月18日、中1週で迎えた16戦目は、3歳B1（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山本政聡騎手（11戦0勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。

6月1日、中1週で迎えた17戦目は、3歳B2一（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山本政聡騎手（12戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に終わった。