ミュゲプランシェ（1986年生、母ベニスズラン）

ミュゲプランシェ（1986年4月21日）は、日本の競走馬、種牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のトレボロ（当時7歳）と交配したベニスズランが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地2戦0勝2着1回、地方8戦4勝2着1回。主な勝ち鞍は1991年の白樺特別(C)。

経歴

デビュー前

加藤修甫厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1989年）

2月26日、デビュー戦は中舘英二騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山芝2000m 晴/不良）に出走。馬体重は460kg。15頭立ての圧倒的1番人気に推されて13番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

3月19日、中2週で迎えた2戦目は、4歳新馬（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中舘英二騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では印象的な伸び脚で急追したが、勝ったマイネルシャッツに詰め切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

4歳（1990年）

4月18日、約13か月の休み明けで馬体重を前走から29kg増やして迎えた3戦目は、山田和久騎手を鞍上に迎えて、一般D（帯広ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のインターデザイヤーに約17馬身の大差をつけて初白星を挙げた。

4月30日、中1週で迎えた4戦目は、一般D（帯広ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山田和久騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のサンシヤインミカサに3馬身の差をつけて2勝目を挙げた。

5月16日、中1週で迎えた5戦目は、屈斜路特別（帯広ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山田和久騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月12日、中3週で迎えた6戦目は、日の出特別（岩見沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山田和久騎手（3戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のサンシヤインミカサに2馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

6月26日、中1週で迎えた7戦目は、月形特別（岩見沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山田和久騎手（4戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったサクラグランディからクビ差の2着に甘んじた。

7月17日、中2週で迎えた8戦目は、南幌特別（岩見沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山田和久騎手（5戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5歳（1991年）

4月11日、約9か月の休み明けで迎えた9戦目は、国信満騎手を鞍上に迎えて、白樺特別（帯広ダート1700m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のドクターユースに4馬身の差をつけて久方ぶりの実戦をモノにした。

9月18日、約5か月半の休養明けで迎えた10戦目は、宮の森特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で国信満騎手（1戦1勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。競走中止となった。