タイキスカイロン（2009年生、母タイキルビー）

タイキスカイロン（2009年3月5日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋次世代宇宙航空機名」。毛色は鹿毛。種牡馬のタイキシャトル（当時15歳）と交配したタイキルビーが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）ビクトリーホースランチ。戦績は、中央平地1戦0勝、地方6戦3勝。主な勝ち鞍は2012年の3歳。

経歴

デビュー前

大樹レーシングクラブにて総額2,000万円（5万×400口）で一口馬主が募集された。

米田英世厩舎（大井）へ入厩。

3歳（2012年）

11月26日、デビュー戦は真島大輔騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1400m 雨/不良）に出走。馬体重は530kg。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では別次元の末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のプリーマリターンに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

4歳（2013年）

2月18日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、4歳（大井ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（1戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ形となり、苛烈なペースで馬群を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま全身全霊の粘りで持ち堪えて先頭に躍り出て、最後は2着のファインミッションに1馬身3/4の差をつけて単勝一倍台の支持に応えた。

3月8日、中2週で馬体重を前走から20kg絞って迎えた3戦目は、4歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で真島大輔騎手（2戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では途轍もない末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のジーエスブルックに1馬身3/4の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

4月25日、中6週で馬体重を前走から15kg戻して迎えた4戦目は、一般C2十二十三（大井ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で真島大輔騎手（3戦3勝）。13頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では決め手が足りず、4着に終わった。

5月29日、中4週で迎えた5戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、一般C2八九（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

6月20日、中2週で迎えた6戦目は、一般C2九十（船橋ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい5着に敗れた。

12月7日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から22kg減らして迎えた7戦目は、杉原誠人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚勢が悪くなり13着に終わった。