ワンビリーブ（2017年生、母サルサドゥーラ）

One Believe

2017.02.22

ワンビリーブ（2017年2月22日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「信じる者」。毛色は栗毛。種牡馬のカジノドライヴ（当時12歳）と交配したサルサドゥーラが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者は追分ファーム。2020年の飛燕賞(地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、追分ファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、鈴木康弘によって378万円で落札された。

相沢郁厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2019年）

10月5日、デビュー戦は石川裕紀人騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1600m 晴/重）に出走。馬体重は508kg。16頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず16着に終わった。

12月22日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から37kg増やして迎えた2戦目は、吉本隆記騎手を鞍上に迎えて、2歳（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したヒガシギンガを差し切れず、1馬身1/4差の2着となった。

3歳（2020年）

1月12日、中2週で馬体重を前走から20kg絞って迎えた3戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉本隆記騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のリトルフェアリーに約12馬身の大差をつけて初白星を挙げた。

1月25日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で吉本隆記騎手（2戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のシンプルマンに5馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

2月8日、中1週で迎えた5戦目は、3歳戦の背振山特選（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉本隆記騎手（3戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のシゲルクジャクザに8馬身の差をつけて3勝目を手にした。

3月8日、中3週で迎えた6戦目は、3歳地方重賞の飛燕賞（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で吉本隆記騎手（4戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では印象的な伸び脚で猛追したが、抜け出したミスカゴシマにクビ差届かず2着に甘んじた。