コスモベリュームト（2003年生、母ウインカーニバル）

コスモベリュームト（2003年3月10日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋有名な（独）」。毛色は栗毛。種牡馬のジェニュイン（当時11歳）と交配したウインカーニバルが18歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は石川栄一。戦績は、中央平地12戦0勝2着1回、中央障害4戦0勝、地方18戦0勝2着2回。

経歴

デビュー前

1歳のとき、石川栄一から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、ビッグレッドファームによって420万円で落札された。

菊川正達厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2005年）

8月28日、デビュー戦は佐藤聖也騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1800m 外回り晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は470kg。15頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、かなりのスローペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走し、4着を確保した。

9月17日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、2歳未勝利（中山芝1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で佐藤聖也騎手（1戦0勝）。15頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に敗れた。

10月8日、中2週で迎えた3戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1800m 曇/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。端をきり、若干緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のガッツで最後まで奮闘したが、ブローオブサンダーに交わされて7馬身差の2着となった。

10月29日、中2週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で後藤浩輝騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、緩やかなペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず6着に敗れた。

12月3日、中4週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた5戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ伸び切れず6着に敗れた。

3歳（2006年）

4月15日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた6戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2200m 外回り晴/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ややハイペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が鈍り10着に敗れた。

5月13日、中3週で迎えた7戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に敗れた。

6月10日、中3週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（東京芝2000m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は佐藤聖也騎手（2戦0勝）。18頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を発揮し、3着に入った。

6月25日、中1週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（福島芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は後藤浩輝騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、少し速いペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

7月8日、中1週で迎えた10戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見せ場を作れず12着に敗れた。

7月22日、中1週で迎えた11戦目は、鹿戸雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝2000m 小雨/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に敗れた。

8月26日、中4週で迎えた12戦目は、長谷川浩大騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

10月28日、中8週で迎えた13戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。14頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月19日、中2週で迎えた14戦目は、山本康志騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 小雨）に出走。14頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。8着に終わった。

4歳（2007年）

1月7日、中6週で馬体重を前走から26kg増やして迎えた15戦目は、千葉直人騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。14頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。

4月29日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg絞って迎えた16戦目は、大庭和弥騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。14頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。11着に終わった。

5月22日、中2週で迎えた17戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

6月6日、中1週で迎えた18戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に敗れた。

6月20日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上C2一（姫路ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で内田利雄騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、抜け出したアザミジョウにクビ差届かず2着となった。

7月3日、中1週で迎えた20戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1二（姫路ダート1400m 曇/重）に出走。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

7月24日、中2週で迎えた21戦目は、4歳以上C1一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れる脚を使えず4着に終わった。

8月17日、中2週で迎えた22戦目は、3歳以上C1一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉村智洋騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。

5歳（2008年）

1月2日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた23戦目は、茶畑雄誠騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

1月15日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で茶畑雄誠騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に終わった。

1月25日、中0週で迎えた25戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で茶畑雄誠騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚が冴えず10着に終わった。

2月6日、中1週で迎えた26戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で茶畑雄誠騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

2月19日、中1週で迎えた27戦目は、寺地誠一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。

2月28日、連闘で迎えた28戦目は、松平幸秀騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

3月26日、中3週で迎えた29戦目は、4歳以上C4一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（3戦0勝）。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。

4月7日、中1週で迎えた30戦目は、藤田弘治騎手を鞍上に迎えて、一般B4-3（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず8着に終わった。

4月27日、中2週で迎えた31戦目は、畑中信司騎手を鞍上に迎えて、伸介君、亜紀さん祝結婚記念シリウス特別（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず9着に終わった。

6月1日、中4週で迎えた32戦目は、吉田晃浩騎手を鞍上に迎えて、シリウス特別（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に終わった。

6月15日、中1週で迎えた33戦目は、シリウス特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田晃浩騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したグランドローザンヌを捕まえ切れず、2馬身差の2着となった。

7月6日、中2週で迎えた34戦目は、一般B4-3（金沢ダート1500m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田晃浩騎手（2戦0勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。