チャンスボール（1998年生、母トモエタカシ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、桑嶋賢仁から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

玉井等厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2000年）

6月30日、デビュー戦は佐藤隆騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1000m 晴/重）に出走。馬体重は460kg。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず4着に終わった。

8月21日、中6週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、柿本政男騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では閃光の如き末脚を披露したが、3着に終わった。

9月21日、中3週で迎えた3戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柿本政男騎手（1戦0勝）。6頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ伸び切れず4着に終わった。

10月26日、中4週で迎えた4戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で柿本政男騎手（2戦0勝）。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、勝ったツインズジョーカーに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

3歳（2001年）

1月10日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、3歳（船橋ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は佐藤隆騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

2月4日、中3週で迎えた6戦目は、3歳戦の金盞花特別（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤隆騎手（2戦0勝）。14頭立ての6番人気で大外14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に敗れた。

3月14日、中4週で迎えた7戦目は、3歳戦の’01ベストビット特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤隆騎手（3戦0勝）。14頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

4月3日、中2週で迎えた8戦目は、3歳戦の’01ナイスサドル特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤隆騎手（4戦0勝）。14頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では伸びが鈍く13着に終わった。

4月18日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤隆騎手（5戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着を確保した。

5月7日、中2週で迎えた10戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐藤隆騎手（6戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で驀進したが、伸びてきたジュニヤウイング決め手に屈してクビ差の2着に惜敗した。

5月31日、中2週で迎えた11戦目は、3歳戦のベコニア特別（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で佐藤隆騎手（7戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

6月21日、中2週で迎えた12戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り雨/重）に出走。鞍上は8戦連続で佐藤隆騎手（8戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、抜け出したナイキジャックにクビ差届かず2着に甘んじた。

7月27日、中4週で迎えた13戦目は、3歳戦のカンナ特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で佐藤隆騎手（9戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のゼンノハリケーンを3/4馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

8月8日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦のハイビスカス特別（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で佐藤隆騎手（10戦1勝）。14頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり12着に敗れた。