ハクホウジョオー（1986年生、母カシワシヤーフ）

ハクホウジョオー（1986年3月21日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のイエローゴツド（当時19歳）と交配したカシワシヤーフが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は西村浩三。戦績は、中央平地9戦0勝2着1回、地方11戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1990年の一般D。

経歴

デビュー前

小西登厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1989年）

2月5日、デビュー戦は小西一男騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の4歳新馬（東京ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は464kg。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では決め手が足りず5着に終わった。

2月19日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（東京芝1600m 晴/重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で小西一男騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

3月25日、中4週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で小西一男騎手（2戦0勝）。14頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に終わった。

4月29日、中4週で迎えた4戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小西一男騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では速い脚を使えず5着に敗れた。

5月21日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（東京ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で小西一男騎手（4戦0勝）。16頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、3着に入った。

6月10日、中2週で迎えた6戦目は、菅原泰夫騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（東京ダート1700m 小雨/不良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、抜け出したミヤマムラサキにクビ差届かず2着に甘んじた。

6月24日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1700m 小雨/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で菅原泰夫騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原泰夫騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

8月5日、中3週で迎えた9戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は小西一男騎手（5戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

4歳（1990年）

5月14日、約9か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた10戦目は、国信満騎手を鞍上に迎えて、一般D（帯広ダート1700m 雨/重）に出走。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。9着に敗れた。

5月23日、連闘で迎えた11戦目は、一般D（帯広ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で国信満騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月5日、中1週で迎えた12戦目は、一般D（岩見沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で国信満騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月11日、中4週で迎えた13戦目は、一般D（岩見沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で国信満騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のワイテイアタツクに半馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

8月8日、中3週で迎えた14戦目は、天人峡特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で国信満騎手（4戦1勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

8月29日、中2週で迎えた15戦目は、琴似特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で国信満騎手（5戦1勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月11日、中1週で迎えた16戦目は、石狩川特別（札幌(地)ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で国信満騎手（6戦1勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。3着を確保した。

9月19日、連闘で迎えた17戦目は、ニッポンハム特別（札幌(地)ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で国信満騎手（7戦1勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月3日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた18戦目は、アポイ特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で国信満騎手（8戦1勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったシバエクシードから半馬身差の2着となった。

10月16日、中1週で迎えた19戦目は、清水英次騎手を鞍上に迎えて、湯の川特別（函館(地)ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月8日、中2週で迎えた20戦目は、八雲特別（函館(地)ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は国信満騎手（9戦1勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。9着に終わった。