ワース（2022年生、母キラモサ）

Worth

2022.02.11

ワース（2022年2月11日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「価値がある、やりがいの価値」。毛色は鹿毛。種牡馬のキズナ（当時12歳）と交配したキラモサが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2024年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

当歳のとき、ノーザンレーシングから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、前田葉子によって7,040万円で落札された。

上原佑紀厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2024年）

9月29日、デビュー戦は鮫島克駿騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京芝1400m 曇/重）に出走。馬体重は488kg。15頭立ての1番人気に推されて大外15番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では驚異的な末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のスライビングロードをハナ差振り切って初白星を挙げた。

12月1日、中8週で迎えた2戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、2歳1勝クラスのこうやまき賞（中京芝1600m 晴/良）に出走。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では物凄い伸び脚で猛進したが、伸びてきたカラマティアノス決め手に屈してクビ差の2着となった。

3歳（2025年）

1月5日、中4週で迎えた3戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンのジュニアカップ（中山芝1600m 外回り 曇/良）に出走。15頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に敗れた。

3月29日、約3か月の間隔を開けて迎えた4戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（中山芝1200m 外回り 雨/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではビュッと切れる脚を見せたが、伸びてきたカラヴァジェスティ決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

4月26日、中3週で迎えた5戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラスの雪うさぎ賞（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。直線では一気に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のウインマスカレードを3/4馬身振り切って2勝目をつかんだ。

5月31日、中4週で迎えた6戦目は、3歳G3の葵ステークス（京都芝1200m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（1戦1勝）。16頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では伸びを欠き10着に敗れた。