ドゥラシェーナ（2021年生、母ゴールドコイン）

ドゥラシェーナ（2021年5月23日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「父名より+舞台(伊)。大きな舞台で活躍する事を願って」。毛色は鹿毛。種牡馬のドゥラメンテ（当時9歳）と交配したゴールドコインが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は笹島政信。主な勝ち鞍は2024年の由珠ちゃん爆誕おめでとう記念(一般C2十五)。

経歴

デビュー前

佐々木晶三厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2024年）

7月6日、デビュー戦は田中健騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は476kg。17頭立ての12番人気で16番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では見所を作れず17着に終わった。

8月18日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、柴田裕一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線では見せ場なく18着に終わった。

10月29日、中9週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた3戦目は、柴田勇真騎手を鞍上に迎えて、能登半島地震復興応援杯（75）（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したカームゲイズにクビ差届かず2着に甘んじた。

11月10日、中1週で迎えた4戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、由珠ちゃん爆誕おめでとう記念（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のセンカラットに8馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月26日、中1週で迎えた5戦目は、能登半島地震復興応援杯（85）（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では全く伸びず7着に敗れた。

12月10日、中1週で迎えた6戦目は、相模原の種馬!ハセ氏誕生日おめでとう記念特別編成（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で青柳正義騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したフェアクラウドにクビ差届かず2着に惜敗した。

12月23日、中1週で迎えた7戦目は、一般C2十（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で青柳正義騎手（3戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のタマハガネに4馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

4歳（2025年）

2月23日、中8週で迎えた8戦目は、鷲頭虎太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（京都ダート1800m 曇/良）に出走。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではいいところがなく12着に終わった。

3月9日、中1週で迎えた9戦目は、森田誠也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚が冴えず10着に終わった。

8月9日、約5か月の休養明けで迎えた10戦目は、田山旺佑騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（中京ダート1800m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。

9月6日、中3週で迎えた11戦目は、3歳以上1勝クラス（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田山旺佑騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に終わった。

10月5日、中3週で迎えた12戦目は、3歳以上1勝クラス（京都芝2000m 小雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で田山旺佑騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。

2024年8月23日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。