セイカヒカワザカ（2012年生、母チャームアップ）

セイカヒカワザカ（2012年4月4日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋東京赤坂にある氷川神社前の坂道」。毛色は芦毛。種牡馬のスウェプトオーヴァーボード（当時15歳）と交配したチャームアップが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は藤本友則。戦績は、中央平地5戦0勝、地方14戦7勝2着2回。主な勝ち鞍は2015年の祝!永遠誕生日特別(一般C2-5)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、藤本友則から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

小野次郎厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2014年）

10月19日、デビュー戦は伴啓太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は406kg。16頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が衰えて14着に終わった。

11月8日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で伴啓太騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では伸びを欠き15着に終わった。

12月7日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、井上敏樹騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が鈍り14着に終わった。

3歳（2015年）

2月22日、約2か月半の間隔を開けて迎えた4戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1600m 曇/良）に出走。16頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では末脚がパッとせず16着に終わった。

3月28日、中4週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中京ダート1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は井上敏樹騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい15着に終わった。

4月25日、中3週で迎えた6戦目は、宮川実騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のタレントナチュラルに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

5月4日、連闘で迎えた7戦目は、3歳（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で宮川実騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして、最後は2着のトシフェアリーに1馬身の差をつけてファンの高評価に応えた。

5月23日、中2週で迎えた8戦目は、3歳（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で宮川実騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に敗れた。

6月6日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で宮川実騎手（3戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では迫力のある伸び脚で猛進したが、サンロールスに半馬身交わされて2着に敗北した。

6月27日、中2週で迎えた10戦目は、3歳（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で宮川実騎手（4戦2勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

7月4日、連闘で迎えた11戦目は、一般C3ハ（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で宮川実騎手（5戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のセイカコムルヴァンに1馬身半の差をつけて単勝一倍台の支持に応えた。

7月11日、連闘で迎えた12戦目は、3歳（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で宮川実騎手（6戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったアグリナンバーワンに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

8月1日、中2週で迎えた13戦目は、一般C3-6（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で宮川実騎手（7戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のパッショーナに1馬身半の差をつけて勝利をモノにする

8月9日、連闘で迎えた14戦目は、一般C3-4（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で宮川実騎手（8戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして、最後は2着のスカーレットムーンを半馬身振り切って人気に違わぬ実力を証明した。

9月6日、中3週で迎えた15戦目は、エノコログサ特別（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で宮川実騎手（9戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

9月21日、中1週で迎えた16戦目は、東天紅鶏特別（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で宮川実騎手（10戦5勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして、最後は2着のハッピーテティスを3/4馬身振り切って1番人気に応えた。

10月4日、中1週で迎えた17戦目は、祝!永遠誕生日特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は12戦連続で宮川実騎手（11戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のエーシンリューモンに1馬身半の差をつけて7勝目を獲得した。

10月17日、中1週で迎えた18戦目は、永森大智騎手を鞍上に迎えて、秋冷特別（高知ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に敗れた。

10月24日、連闘で迎えた19戦目は、ビバックス特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は宮川実騎手（12戦7勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。