チャーチルシンボリ（1984年生、母スイートフラツグ）

チャーチルシンボリ（1984年6月2日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のモガミ（当時8歳）と交配したスイートフラツグが21歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）天羽牧場。戦績は、中央平地10戦0勝2着1回、中央障害14戦2勝2着3回。1989年の中山大障害（春）(重賞)で3着に入った他、1989年の新潟障害ステークス(障害4歳以上オープン)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

藤原敏文厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1987年）

4月19日、デビュー戦は大崎昭一騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。馬体重は476kg。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい3着に敗れた。

5月9日、中2週で迎えた2戦目は、4歳未出走（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大崎昭一騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、抜け出したワンダーウイングに半馬身届かず2着に敗北した。

6月13日、中4週で迎えた3戦目は、津曲浩二騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（札幌ダート1800m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に敗れた。

6月27日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で津曲浩二騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に敗れた。

7月19日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で津曲浩二騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

9月13日、中7週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（中山芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は大崎昭一騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚がパッとせず4着に終わった。

10月4日、中2週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大崎昭一騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では切れる脚を使えず4着に敗れた。

10月11日、連闘で迎えた8戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大崎昭一騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に敗れた。

11月7日、中3週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大崎昭一騎手（5戦0勝）。13頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

11月22日、中1週で迎えた10戦目は、国兼正浩騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを2番手で通過。最後はバテてしまい11着に敗れた。

4歳（1988年）

1月9日、中6週で迎えた11戦目は、田中剛騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったステップアヘッドから2馬身半差の2着に敗北した。

1月23日、中1週で迎えた12戦目は、鈴木勇騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 曇）に出走。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月14日、中2週で迎えた13戦目は、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木勇騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のボンファイアーに6馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

3月6日、中2週で迎えた14戦目は、障害5歳以上400万下（東京障害芝→ダート3300m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木勇騎手（2戦1勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

3月27日、中2週で迎えた15戦目は、障害5歳以上400万下（東京障害芝→ダート3300m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木勇騎手（3戦1勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月24日、中3週で迎えた16戦目は、障害5歳以上400万下（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は5戦連続で鈴木勇騎手（4戦1勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

5月15日、中2週で迎えた17戦目は、障害5歳以上400万下（東京障害芝→ダート3300m 小雨）に出走。鞍上は6戦連続で鈴木勇騎手（5戦1勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月10日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた18戦目は、障害4歳以上400万下（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。鞍上は7戦連続で鈴木勇騎手（6戦1勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったアクティブダイナから2馬身差の2着となった。

5歳（1989年）

1月22日、中5週で馬体重を前走からさらに12kg増やして迎えた19戦目は、障害5歳以上400万下（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。鞍上は8戦連続で鈴木勇騎手（7戦1勝）。6頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったブライトプリンスから5馬身差の2着となった。

2月19日、中3週で迎えた20戦目は、障害5歳以上400万下（東京障害芝→ダート3300m 晴）に出走。鞍上は9戦連続で鈴木勇騎手（8戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月5日、中1週で迎えた21戦目は、星野忍騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上400万下（中山障害芝→ダート3200m 雨）に出走。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のタイスケボーイをクビ差制して2勝目を収める

4月9日、中4週で迎えた22戦目は、重賞の中山大障害（春）（中山障害芝4100m 晴/重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は鈴木勇騎手（9戦1勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月4日、中7週で迎えた23戦目は、障害4歳以上オープン（東京障害芝→ダート3300m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木勇騎手（10戦1勝）。13頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月22日、中6週で迎えた24戦目は、新潟障害ステークス（新潟障害芝2800m 外→内晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木勇騎手（11戦1勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。