グレイルクエスト（2022年生、母フューチャーベース）

Grail Quest

2022.02.18

グレイルクエスト（2022年2月18日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「聖杯探し」。毛色は鹿毛。種牡馬のリアルインパクト（当時14歳）と交配したフューチャーベースが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。主な勝ち鞍は2025年のセプテンバーフラワー賞(C1以下)。

経歴

デビュー前

小栗実厩舎（栗東）へ入厩。

デビュー前

小栗実厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2025年）

2月10日、デビュー戦は鮫島克駿騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は480kg。16頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では稲妻のようなを披露し、4着に入った。

3月2日、中2週で迎えた2戦目は、西村淳也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート2000m 小雨/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

3月16日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 小雨/稍重）に出走。鞍上は鮫島克駿騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったシドニーホバートに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

7月27日、約4か月半の休み明けで迎えた4戦目は、吉村誠之助騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛追したが、勝ったテーオーシュタインに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

8月9日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中京ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉村誠之助騎手（1戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

9月9日、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のセプテンバーフラワー賞（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るコパノオーランドを次元の違う末脚で交わし去り、最後は6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月18日、中5週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた7戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走し、3着に入った。