ヴィクトリーマカナ（2013年生、母ナムラパトリシア）

ヴィクトリーマカナ（2013年5月7日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のワイルドラッシュ（当時19歳）と交配したナムラパトリシアが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は野坂牧場。戦績は、地方15戦1勝。主な勝ち鞍は2015年のスパーキングデビュー。

経歴

デビュー前

1歳のとき、野坂牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、廣松金義によって162万円で落札された。2歳のとき、三石軽種馬共同育成センターから「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、古賀慎一によって291.6万円で落札された。

佐藤博紀厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2015年）

8月21日、デビュー戦は坂井英光騎手を鞍上に据えて、2歳戦のスパーキングデビュー（川崎ダート900m 曇/稍重）に出走。馬体重は415kg。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るキョウエイビーナスを目の覚めるような末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月22日、中4週で迎えた2戦目は、2歳戦の新星特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（1戦1勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。

10月20日、中3週で迎えた3戦目は、牝馬限定2歳戦の小町特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂井英光騎手（2戦1勝）。14頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に終わった。

11月17日、中3週で迎えた4戦目は、牝馬限定2歳S3のローレル賞（川崎ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で坂井英光騎手（3戦1勝）。14頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。

3歳（2016年）

7月29日、約8か月半の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた5戦目は、3歳戦の烈風賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で坂井英光騎手（4戦1勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

8月21日、中2週で迎えた6戦目は、3歳戦の突風賞（川崎ダート900m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で坂井英光騎手（5戦1勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走したが、4着に終わった。

9月12日、中2週で迎えた7戦目は、3歳戦のすすき特別（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で坂井英光騎手（6戦1勝）。13頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に終わった。

10月4日、中2週で迎えた8戦目は、一般C2四五（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で坂井英光騎手（7戦1勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が冴えず6着に終わった。

10月18日、中1週で迎えた9戦目は、一般社団法人長野県畜産会長賞（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で坂井英光騎手（8戦1勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず6着に終わった。

11月2日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた10戦目は、一般C2三四五（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で坂井英光騎手（9戦1勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではいいところがなく11着に終わった。

11月22日、中2週で迎えた11戦目は、鳩山町鳩豆うどん賞（浦和ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は11戦連続で坂井英光騎手（10戦1勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず11着に終わった。

12月12日、中2週で迎えた12戦目は、一般C2三四五（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で坂井英光騎手（11戦1勝）。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚がパッとせず11着に終わった。

4歳（2017年）

1月3日、中2週で迎えた13戦目は、駿逸賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で坂井英光騎手（12戦1勝）。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず9着に終わった。

1月18日、中1週で迎えた14戦目は、ガーデンシティふかや賞（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で坂井英光騎手（13戦1勝）。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では速い脚を使えず10着に終わった。

2月1日、中1週で迎えた15戦目は、一閃賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で坂井英光騎手（14戦1勝）。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚がパッとせず12着に終わった。