デンコウライド（2011年生、母タイキチャペル）

デンコウライド（2011年5月3日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋馬に乗る」。毛色は青鹿毛。種牡馬のメイショウボーラー（当時10歳）と交配したタイキチャペルが12歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は赤田牧場。戦績は、中央平地7戦1勝、地方1戦0勝。主な勝ち鞍は2014年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、赤田牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、松本好雄によって556.5万円で落札された。

藤沢則雄厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2014年）

6月1日、デビュー戦は北村友一騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。16頭立ての7番人気で大外16番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始12番手を追走。直線では異次元の末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のワーズオデッセイをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

10月12日、約4か月半の休養明けで迎えた2戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村友一騎手（1戦1勝）。16頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では稲妻のようなを繰り出し、5着に入り込んだ。

12月21日、中9週で迎えた3戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で北村友一騎手（2戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。競走中止となった。

4歳（2015年）

3月29日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で北村友一騎手（3戦1勝）。16頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では鋭い脚を使えず16着に敗れた。

5月2日、中4週で迎えた5戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず12着に敗れた。

5歳（2016年）

3月27日、約11か月の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた6戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は北村友一騎手（4戦1勝）。15頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

4月10日、中1週で迎えた7戦目は、小崎綾也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。14頭立ての11番人気で大外14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では脚を伸ばせず14着に終わった。

11月22日、約7か月半の休養明けで迎えた8戦目は、吉田晃浩騎手を鞍上に迎えて、加賀四湯賞（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に終わった。