ノンリミット（2017年生、母レッドイオ）

Non Limite

2017.03.19

ノンリミット（2017年3月19日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「限界なし（伊）」。毛色は鹿毛。種牡馬のショウナンカンプ（当時19歳）と交配したレッドイオが13歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道登別市、生産者は登別上水牧場。

経歴

デビュー前

1歳のとき、登別上水牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、門別牧場によって216万円で落札された。2歳のとき、門別牧場から「千葉サラブレッドセールサラブレッド2歳」に上場され、高橋信博によって777.6万円で落札された。

高橋義博厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2019年）

8月4日、デビュー戦は山田敬士騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1600m 外回り 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は462kg。16頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい15着に終わった。

9月8日、中4週で迎えた2戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線ではキレのいい末脚を発揮し、3着に入った。

9月28日、中2週で迎えた3戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚がパッとせず13着に敗れた。

3歳（2020年）

1月6日、約3か月半の休み明けで迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で勝浦正樹騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。最後は脚が止まってしまい15着に終わった。

2月2日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた5戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では脚を伸ばせず13着に終わった。

3月1日、中3週で迎えた6戦目は、服部寿希騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。最後は脚色が衰えて12着に終わった。

2020年3月5日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。