エディター（1988年生、母アムールラムール）

エディター（1988年3月14日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のノノアルコ（当時17歳）と交配したアムールラムールが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）サンシャイン牧場。戦績は、中央平地14戦1勝2着1回、地方13戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は1990年の3歳新馬。

経歴

デビュー前

高松邦男厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1990年）

11月3日、デビュー戦は柴田政人騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は474kg。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。敢然と端をきり、息の入らないペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の豊富なスタミナで最後まで奮戦したが、レアシングチェリーに交わされて1馬身3/4差の2着に敗北した。

11月17日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、3歳新馬（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田政人騎手（1戦0勝）。6頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、ハイペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のミッシングブライドに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月9日、中2週で迎えた3戦目は、田面木博公騎手を鞍上に迎えて、2歳G1の朝日杯3歳ステークス（中山芝1600m 外回り小雨/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。13頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り9着に終わった。

12月22日、中1週で迎えた4戦目は、2歳オープンのすずかけステークス（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田面木博公騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい8着に敗れた。

3歳（1991年）

1月20日、中3週で迎えた5戦目は、4歳500万下の黒竹賞（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田面木博公騎手（2戦0勝）。13頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ややハイペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り6着に終わった。

2月10日、中2週で迎えた6戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下の萌黄賞（小倉芝1200m 雨/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバタバタになってしまい10着に敗れた。

9月21日、約7か月半の休み明けで迎えた7戦目は、郷原洋行騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の洞爺湖特別（函館芝1200m 小雨/稍重）に出走。14頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚勢が悪くなり13着に終わった。

11月16日、中7週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、郷原洋司騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京芝1600m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず7着に終わった。

12月1日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた9戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は小野次郎騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

12月8日、連闘で迎えた10戦目は、4歳以上500万下の長篠特別（中京芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野次郎騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、5着を確保した。

4歳（1992年）

6月20日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた11戦目は、4歳以上500万下の手稲山特別（札幌芝1500m 晴/良）に出走。鞍上は田面木博公騎手（3戦0勝）。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバタバタになってしまい8着に終わった。

7月4日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田面木博公騎手（4戦0勝）。15頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではもうひと伸びが足りず、4着に終わった。

7月18日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（札幌芝1500m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で田面木博公騎手（5戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

8月2日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田面木博公騎手（6戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、やや速いペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい11着に敗れた。

12月13日、約4か月半の休養明けで迎えた15戦目は、中川雅之騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1-3（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5歳（1993年）

1月23日、中5週で迎えた16戦目は、川中子健二騎手を鞍上に迎えて、一般B1 B2（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月22日、中3週で迎えた17戦目は、沈丁花特別（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で川中子健二騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月4日、中0週で迎えた18戦目は、ヒヤシンス特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川中子健二騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のトムスワローに3馬身の差をつけて久々に白星を挙げた。

3月21日、中1週で迎えた19戦目は、一般B1（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で川中子健二騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のワールドコトブキに半馬身の差をつけて3勝目をマークした。

4月18日、中3週で迎えた20戦目は、一般A2（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で川中子健二騎手（4戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のキジヨーグリンに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

5月4日、中1週で迎えた21戦目は、牡丹特別（宇都宮ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で川中子健二騎手（5戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、勝ったモガミシラオキから1馬身半差の2着に敗北した。

6月9日、中4週で迎えた22戦目は、御成婚祝賀パール特別（宇都宮ダート1900m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で川中子健二騎手（6戦3勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月30日、中2週で迎えた23戦目は、ラベンダー特別（宇都宮ダート1900m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で川中子健二騎手（7戦3勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月14日、中1週で迎えた24戦目は、柏特別（宇都宮ダート1900m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で川中子健二騎手（8戦3勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。11着に敗れた。

8月17日、中4週で迎えた25戦目は、山元久巳騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B1-2（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6歳（1994年）

5月9日、約9か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた26戦目は、一般B2-2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山元久巳騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月23日、中1週で迎えた27戦目は、一般B2-3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は中川雅之騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。