エイシンダイヤ（2012年生、母La Ina）

エイシンダイヤ（2012年2月28日）は、アイルランドで生まれ、日本で調教された競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋完全にやり通す意味で用いられる接頭辞」。毛色は鹿毛。種牡馬のGalileo（当時14歳）と交配したLa Inaが12歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地2戦0勝、地方3戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2015年の3歳以上C2。

経歴

デビュー前

7歳のとき、栄進堂から「ジェイエス繁殖馬セールサラブレッド繁殖牝馬」に上場され、沖田忠幸によって231万円で落札された。

森沢友貴厩舎（園田）へ入厩。

3歳（2015年）

7月23日、デビュー戦は山田雄大騎手を鞍上に据えて、3歳以上C3三（園田ダート1400m 雨/不良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。馬体重は482kg。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のステキナティアラに8馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月4日、中5週で迎えた2戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（園田ダート1400m 晴/重）に出走。5頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったユノスパーダを3/4馬身捉え切れず2着に敗れた。

9月18日、中1週で迎えた3戦目は、3歳以上C2（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（1戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では途轍もない末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のロマンスキットに2馬身半の差をつけて断トツの支持に応えた。

4歳（2016年）

1月9日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた4戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚を伸ばせず14着に敗れた。

1月16日、連闘で迎えた5戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。13頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は垂れてしまい11着に終わった。