バレンシア（2008年生、母センターライジング）

バレンシア（2008年4月11日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「オレンジの品種名」。毛色は栃栗毛。種牡馬のゼンノロブロイ（当時8歳）と交配したセンターライジングが16歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）ケイアイファーム。戦績は、中央平地3戦0勝、地方15戦0勝。

経歴

デビュー前

ロードサラブレッドオーナーズにて総額840万円（1.68万×500口）で一口馬主が募集された。

松山将樹厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2010年）

11月20日、デビュー戦は田中博康騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（東京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は466kg。16頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず15着に終わった。

3歳（2011年）

2月13日、約3か月の間隔を開けて迎えた2戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京芝1600m 晴/稍重）に出走。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は失速してしまい14着に終わった。

5月15日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から26kg減らして迎えた3戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず11着に終わった。

6月21日、中4週で迎えた4戦目は、葛山晃平騎手を鞍上に迎えて、3歳B4（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に敗れた。

6月26日、連闘で迎えた5戦目は、3歳戦の宏市さん誕生日記念（金沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で葛山晃平騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は一杯になって9着に敗れた。

7月31日、中4週で迎えた6戦目は、3歳B3（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で葛山晃平騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見所を作れず9着に終わった。

8月14日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、川添明弘騎手を鞍上に迎えて、3歳B4（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

8月30日、中1週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた8戦目は、3歳B4（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川添明弘騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

9月13日、中1週で迎えた9戦目は、3歳B4（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川添明弘騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に終わった。

9月20日、連闘で迎えた10戦目は、3歳B7（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で川添明弘騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手が足りず8着に終わった。

9月27日、連闘で迎えた11戦目は、3歳B5（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で川添明弘騎手（4戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

10月24日、中3週で迎えた12戦目は、3歳B6（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で川添明弘騎手（5戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

11月1日、連闘で迎えた13戦目は、一般C4八（金沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で川添明弘騎手（6戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。

11月13日、中1週で迎えた14戦目は、一般C4十二（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で川添明弘騎手（7戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に終わった。

12月4日、中2週で迎えた15戦目は、一般C4六（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は葛山晃平騎手（3戦0勝）。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

12月11日、連闘で迎えた16戦目は、一般C4十（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は川添明弘騎手（8戦0勝）。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず11着に終わった。

12月18日、連闘で迎えた17戦目は、田知弘久騎手を鞍上に迎えて、一般C4六（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。

12月28日、中0週で迎えた18戦目は、一般C4十（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は川添明弘騎手（9戦0勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず11着に終わった。