エジーサンドレ（2012年生、母ハシッテホシーノ）

エジーサンドレ（2012年3月27日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「木炭をまぶして熟成させたフランスのチーズ名」。毛色は芦毛。種牡馬のチチカステナンゴ（当時14歳）と交配したハシッテホシーノが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地7戦1勝。主な勝ち鞍は2015年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

5歳のとき、社台ブラッドメアから「ジェイエス繁殖馬セールサラブレッド繁殖牝馬」に上場され、スプリングファームによって259.2万円で落札された。

社台サラブレッドクラブにて総額1,400万円（35万×40口）で一口馬主が募集された。

手塚貴久厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2014年）

11月9日、デビュー戦は三浦皇成騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は414kg。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

11月29日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝2000m 曇/良）に出走。16頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

3歳（2015年）

3月1日、約3か月の休み明けで迎えた3戦目は、C.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山芝1800m 曇/良）に出走。16頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず7着に終わった。

4月11日、中5週で迎えた4戦目は、井上敏樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝2000m 雨/稍重）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての4番人気に推されて8番ゲートからスタート。逃げを打ち、緩やかなペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグイグイと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のレオロフティーに1馬身1/4の差をつけて初白星を挙げた。

7月12日、約3か月の休み明けで迎えた5戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下の織姫賞（福島芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線では決め手に欠いて16着に終わった。

11月1日、約3か月半の休み明けで迎えた6戦目は、3歳以上500万下（福島芝2000m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は井上敏樹騎手（1戦1勝）。16頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では脚が残っておらず15着に終わった。

11月21日、中2週で迎えた7戦目は、3歳以上500万下（東京芝1800m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で井上敏樹騎手（2戦1勝）。18頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は一杯になって17着に終わった。