シュリンクスメリー（1989年生、母シヤトウメリー）

Syrinx Merry

1989.03.09

シュリンクスメリー（1989年3月9日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のコリムスキー（当時14歳）と交配したシヤトウメリーが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）田原橋本牧場。戦績は、中央平地10戦0勝。

経歴

デビュー前

橋本輝雄厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1992年）

5月2日、デビュー戦は玉井智光騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（新潟芝1400m 外回り 晴/稍重）に出走。馬体重は458kg。13頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

5月9日、連闘で迎えた2戦目は、4歳未出走（新潟芝1400m 外回り 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で玉井智光騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天資の闘争心でゴールまで力戦し、4着を確保した。

5月30日、中2週で迎えた3戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京芝1600m 小雨/良）に50kgの軽斤量で出走。14頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには参加できず10着に終わった。

6月27日、中3週で迎えた4戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小林淳一騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

8月9日、中5週で迎えた5戦目は、根本康広騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（函館ダート1000m 雨/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では全く伸びず4着に終わった。

8月23日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で根本康広騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く5着に終わった。

9月13日、中2週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（函館ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で根本康広騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、3着に入った。

4歳（1993年）

2月6日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた8戦目は、古川寛和騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。

2月14日、連闘で迎えた9戦目は、大西直宏騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ハナに立ち、ユッタリとしたペースで集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

2月20日、連闘で迎えた10戦目は、5歳以上500万下（小倉芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は古川寛和騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい12着に終わった。