シゲルトルマリン（1997年生、母シゲルルション）

シゲルトルマリン（1997年4月17日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のロドリゴデトリアーノ（当時8歳）と交配したシゲルルションが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は長濱秀昭。戦績は、中央平地12戦0勝2着1回、中央障害7戦1勝、地方7戦0勝。主な勝ち鞍は2000年の障害4歳以上未勝利。

経歴

デビュー前

坪憲章厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1999年）

12月5日、デビュー戦は野元昭嘉騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は422kg。14頭立ての4番人気で大外14番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入った。

12月19日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（小倉芝1800m 曇/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

3歳（2000年）

1月8日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた3戦目は、4歳未勝利（京都ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は野元昭嘉騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ伸び切れず8着に敗れた。

2月6日、中3週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（小倉芝2000m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で野元昭嘉騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。最後は脚を失くしてしまい7着に敗れた。

4月23日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、飯田祐史騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず9着に敗れた。

5月7日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（京都芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で飯田祐史騎手（1戦0勝）。18頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

6月3日、中3週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（中京芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で飯田祐史騎手（2戦0勝）。18頭立ての12番人気で17番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず14着に終わった。

6月18日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（阪神芝2500m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で飯田祐史騎手（3戦0勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に終わった。

7月29日、中5週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で飯田祐史騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。先手を奪い、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮闘したが、コートリーギャルに3/4馬身交わされて2着となった。

8月12日、中1週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で飯田祐史騎手（5戦0勝）。18頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が衰えて16着に敗れた。

8月26日、中1週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤哲三騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。先手を取る形となり、後続との差を5馬身以上保って、やや緩いペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は減速してしまい14着に敗れた。

10月1日、中4週で迎えた12戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は野元昭嘉騎手（3戦0勝）。16頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はバタバタになってしまい15着に敗れた。

11月12日、中5週で迎えた13戦目は、林満明騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート2950m 曇）に出走。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のコアレスヒーローに3馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

12月9日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、三浦堅治騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3140m 晴）に出走。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。9着に敗れた。

12月24日、中1週で迎えた15戦目は、三木ホースランドパークジャンプステークス（阪神障害芝3900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で三浦堅治騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

4歳（2001年）

1月14日、中2週で迎えた16戦目は、牛若丸ジャンプステークス（京都障害芝→ダート3170m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で三浦堅治騎手（2戦0勝）。14頭立ての10番人気で大外14番ゲートからスタート。11着に終わった。

2月3日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた17戦目は、春麗ジャンプステークス（東京障害芝→ダート3300m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で三浦堅治騎手（3戦0勝）。13頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。12着に終わった。

3月10日、中4週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた18戦目は、川合達彦騎手を鞍上に迎えて、J・G2の阪神スプリングジャンプ（阪神障害芝3900m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。14頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。12着に終わった。

4月7日、中3週で迎えた19戦目は、山本康志騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上オープン（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。13頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。13着に終わった。

10月20日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から15kg減らして迎えた20戦目は、川野幸治騎手を鞍上に迎えて、コスモス特別（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが鈍く11着に終わった。

11月17日、中3週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた21戦目は、バーベナ特別（佐賀ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で川野幸治騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず11着に終わった。

12月8日、中2週で迎えた22戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、バラ特別（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に終わった。

12月23日、中1週で迎えた23戦目は、シクラメン特別（佐賀ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田順治騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に終わった。

5歳（2002年）

1月5日、中1週で迎えた24戦目は、フリージア特別（佐賀ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉田順治騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく6着に敗れた。

6月8日、約5か月の休養明けで迎えた25戦目は、権藤学騎手を鞍上に迎えて、アマリリス特別（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず9着に終わった。

6月30日、中2週で迎えた26戦目は、あじさい特別（佐賀ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は吉田順治騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず10着に敗れた。