ディアパヴォーネ（2014年生、母レンデフルール）

ディアパヴォーネ（2014年3月4日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋くじゃく（伊）」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のエンパイアメーカー（当時14歳）と交配したレンデフルールが11歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）武田牧場。戦績は、中央平地6戦1勝。主な勝ち鞍は2016年の2歳新馬(牝)。

経歴

デビュー前

二ノ宮敬宇厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2016年）

11月6日、デビュー戦は石川裕紀人騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（東京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は404kg。18頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では凄まじい末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のスウィートグロリアを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

3歳（2017年）

3月11日、約4か月の休み明けで迎えた2戦目は、牝馬限定3歳オープンのアネモネステークス（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石川裕紀人騎手（1戦1勝）。16頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを12番手で通過。直線では目立つような脚を使えず12着に終わった。

7月9日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた3戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館ダート1000m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では目立つような脚を使えず12着に終わった。

7月29日、中2週で迎えた4戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（札幌芝1200m 曇/良）に出走。14頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。

9月3日、中4週で迎えた5戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（札幌芝1800m 晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では決め手に欠いて14着に終わった。

4歳（2018年）

1月27日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、武藤雅騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京芝1600m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず15着に終わった。