フォカッチャ（2021年生、母ヤマサラグランジュ）

フォカッチャ（2021年3月20日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「イタリア料理で供される平たいパン」。毛色は鹿毛。種牡馬のミッキーグローリー（当時8歳）と交配したヤマサラグランジュが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は岡田スタツド。主な勝ち鞍は2025年の魁三国志大戦リリース記念(一般C2-8)。

経歴

デビュー前

小手川準厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2023年）

8月19日、デビュー戦は佐々木大輔騎手を鞍上に据えて、2歳戦のメイクデビュー札幌（札幌芝1500m 晴/良）に出走。馬体重は428kg。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい9着に終わった。

8月27日、連闘で迎えた2戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳戦の2歳未勝利（札幌芝1500m 曇/良）に出走。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。

10月21日、中7週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた3戦目は、藤田菜七子騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の2歳未勝利（新潟芝1000m 雨/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての10番人気で17番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

11月11日、中2週で迎えた4戦目は、2歳戦の2歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田菜七子騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。

3歳（2024年）

1月14日、中8週で迎えた5戦目は、3歳戦の3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤田菜七子騎手（2戦0勝）。17頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず12着に終わった。

1月20日、連闘で迎えた6戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で藤田菜七子騎手（3戦0勝）。16頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。

3月2日、中5週で迎えた7戦目は、河原田菜々騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。18頭立ての17番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり14着に終わった。

5月12日、中9週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は藤田菜七子騎手（4戦0勝）。16頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。11着に終わった。

7月7日、中7週で迎えた9戦目は、原優介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では末脚に勢いがなく14着に終わった。

8月17日、中5週で迎えた10戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。

9月26日、中5週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた11戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に敗れた。

10月12日、中1週で迎えた12戦目は、KYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で長田進仁騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったサウンドイヴォークに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

11月9日、中3週で迎えた13戦目は、さがけいば無料ネット新聞うまかつ.net賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で長田進仁騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では卓抜な伸び脚で急追したが、勝ったコワンに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

11月18日、連闘で迎えた14戦目は、一般C2 13（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で長田進仁騎手（3戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

12月2日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2 12（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で長田進仁騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着に入り込んだ。

12月16日、中1週で迎えた16戦目は、中山蓮王騎手を鞍上に迎えて、さがけいば無料ネット新聞うまかつ.net賞（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に敗れた。

4歳（2025年）

1月12日、中3週で迎えた17戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では切れる脚を使えず5着に終わった。

1月26日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2 12（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹吉徹騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

2月6日、中1週で迎えた19戦目は、亜咲花さん来場記念（佐賀ダート1400m 雪/重）に出走。鞍上は長田進仁騎手（5戦0勝）。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、アルファホールに3/4馬身交わされて2着となった。

2月23日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2-10（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で長田進仁騎手（6戦0勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

3月8日、中1週で迎えた21戦目は、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で長田進仁騎手（7戦0勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。

3月22日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2-10（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で長田進仁騎手（8戦0勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚色がやや鈍り、4着に終わった。

4月6日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2-10（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で長田進仁騎手（9戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に敗れた。

デビュー前

中野博厩舎（佐賀）へ入厩。

4月26日、デビュー戦は長田進仁騎手を鞍上に据えて、一般C2-9（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は434kg。10頭立ての9番ゲートからスタート。競走除外となった。

5月11日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた24戦目は、一般C2-8（佐賀ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で長田進仁騎手（10戦0勝）。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。

5月25日、中1週で馬体重を前走から5kg絞って迎えた25戦目は、魁三国志大戦リリース記念（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で長田進仁騎手（11戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一気に末脚を伸ばして、最後は2着のモズジャックポットをクビ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

6月7日、中1週で迎えた26戦目は、夏至特選（佐賀ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で長田進仁騎手（12戦1勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。

6月29日、中2週で迎えた27戦目は、しし座特選（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で長田進仁騎手（13戦1勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

7月12日、中1週で迎えた28戦目は、小暑特選（佐賀ダート1750m 小雨/良）に出走。鞍上は10戦連続で長田進仁騎手（14戦1勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。

8月24日、中5週で迎えた29戦目は、一発逆転ファイナルレース×SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で長田進仁騎手（15戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のミッキーイーグルに4馬身の差をつけて2勝目をゲットした。

9月4日、中1週で迎えた30戦目は、林悠翔騎手を鞍上に迎えて、夕凪特選（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に敗れた。

9月21日、中1週で迎えた31戦目は、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は長田進仁騎手（16戦2勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では迫力のある伸び脚で猛進したが、キーナイスにアタマ差交わされて2着となった。

9月27日、連闘で迎えた32戦目は、長崎街道境原宿特選（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で長田進仁騎手（17戦2勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

10月18日、中2週で迎えた33戦目は、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で長田進仁騎手（18戦2勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

11月1日、中1週で迎えた34戦目は、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で長田進仁騎手（19戦2勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

11月15日、中1週で迎えた35戦目は、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で長田進仁騎手（20戦2勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では見所を作れず10着に終わった。