ヴァナディース（2008年生、母マストビーラヴド）

ヴァナディース（2008年2月13日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「北欧神話の愛の女神」。毛色は栗毛。種牡馬のロックオブジブラルタル（当時9歳）と交配したマストビーラヴドが16歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地2戦1勝。主な勝ち鞍は2010年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

11歳のとき、レイクヴィラファームから「ノーザンファーム繁殖牝馬セールサラブレッド繁殖牝馬」に上場され、沖田博志によって220万円で落札された。

サンデーサラブレッドクラブにて総額2,000万円（50万×40口）で一口馬主が募集された。

加藤征弘厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2010年）

7月24日、デビュー戦は吉田豊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は422kg。18頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では猛烈な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のコスモフローラに1馬身1/4の差をつけて初白星を挙げた。

9月5日、中5週で迎えた2戦目は、2歳G3の新潟2歳ステークス（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（1戦1勝）。17頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びあぐねて14着に敗れた。