リアリスティック（2014年生、母レリッシュザソート）

リアリスティック（2014年1月31日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「現実的な」。毛色は鹿毛。種牡馬のキングズベスト（当時17歳）と交配したレリッシュザソートが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はダーレー・ジャパン・ファーム（有）。戦績は、中央平地6戦0勝、地方5戦0勝。

経歴

デビュー前

藤岡健一厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2016年）

11月27日、デビュー戦は城戸義政騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1800m 外回り雨/重）に出走。馬体重は526kg。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、かなりのスローペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘し、4着を確保した。

12月10日、中1週で迎えた2戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝2000m 晴/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。敢然と端をきり、リードを2馬身以上キープして、若干緩いペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はガス欠状態になり8着に敗れた。

3歳（2017年）

2月26日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から14kg減らして迎えた3戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では切れる脚を使えず16着に敗れた。

4月9日、中5週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた4戦目は、3歳未勝利（福島芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は城戸義政騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。主導権を握り、遅いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい11着に終わった。

6月18日、中9週で迎えた5戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバテてしまい11着に終わった。

8月26日、中9週で迎えた6戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝2600m 曇/稍重）に出走。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり15着に終わった。

11月15日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から18kg増やして迎えた7戦目は、R.クアトロ騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では伸びが鈍く12着に敗れた。

11月27日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた8戦目は、中野省吾騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のメルセデスAMG賞（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場なく8着に敗れた。

12月25日、中3週で迎えた9戦目は、3歳戦のポインセチア賞（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で中野省吾騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

4歳（2018年）

2月21日、中7週で迎えた10戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、一般C3七八（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

3月6日、中1週で迎えた11戦目は、一般C3五六七（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は中野省吾騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。