ヴィリア（2013年生、母ファイトガリバー）

ヴィリア（2013年4月24日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「森の妖精の意味を持つ人名より」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のディープインパクト（当時11歳）と交配したファイトガリバーが21歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）天羽牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方5戦1勝。主な勝ち鞍は2017年の一般C18。

経歴

デビュー前

矢作芳人厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2016年）

4月10日、デビュー戦はM.デムーロ騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は392kg。18頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では伸びが劣勢になり16着に敗れた。

7月9日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた2戦目は、坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

7月24日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（函館芝2000m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で坂井瑠星騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。

8月27日、中4週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（札幌芝2000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で坂井瑠星騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に終わった。

4歳（2017年）

1月1日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた5戦目は、山田祥雄騎手を鞍上に迎えて、長岡駿ボギーミソチダゴッホ記念（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に敗れた。

1月31日、中3週で迎えた6戦目は、一般C18（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山田祥雄騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のヌーベルデフィーをクビ差振り切って初白星を挙げた。

3月1日、中3週で迎えた7戦目は、一般C11（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田祥雄騎手（2戦1勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れる脚を使えず6着に終わった。

3月13日、中1週で迎えた8戦目は、一般C22（名古屋ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山田祥雄騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

4月10日、中3週で迎えた9戦目は、一般C20（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で山田祥雄騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。